本日は 骨折したら保険からいくらもらえるの?についてお答えします。この記事を読むと、骨折した場合の治療費負担が減るかもしれませんよ。
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
大人も子供も突然の出来事でケガをして、定期的に病院に通うハメになるのは、やはり 骨折 ではないでしょうか。
骨折の治療方法も様々で、入院する人・手術する人・通院だけの人に分かれます。骨折の原因だってたくさんありますよね。
- 事故が原因
- 運動中のけがが原因
- 仕事中に転倒したことが原因
そこでこの記事では、骨折した場合にどのようなケースなら保険金がおりるのか、どのような場合なら受け取れないかをまとめます。
結論として、骨折したら保険からいくらおりる?に対する答えは、治療方法と骨折の原因によって違う!です。
骨折したら保険金はいくらおりるの?
イメージしやすい骨折の治療方法を並べると、大きく分けると次の 3つ になります。
- 入院+手術+通院
- 手術+通院
- 通院
骨折で入院・手術・通院をした場合
骨折の状態や症状によって治療形態は違ってきますが、入院・手術・通院 をともなう場合は医療保険からも保険金はおります。
医療保険とは入院した場合に1日いくら、手術をした場合にいくら、通院した場合に1回いくらという風に給付額が決まっています。
なお、通院に対する給付金は入院を伴う通院なので、入院をしていないと受け取れません!
骨折で手術と通院をした場合
次に手術と通院のみの場合はどうでしょう。手術給付金は多くの人が受け取れます。しかし、通院に関しては通院特約が付いていても厳しい。
入院をしていないのが理由ですが、もう1つ 手術給付金 についても重要なポイントがあります。
それは骨折が原因の手術のケースによくあることなのですが、金属プレートを体内に残す 手術なのか、
そうであるならば再度金属プレートを取り出すのか?取り出すならその時も手術給付金はおりるのかが重要になってきます!
ちなみにあなたが加入する保険が古い保険なら、金属プレートを取り出す手術はでませんよ。
最新の医療保険であれば両方受け取れますが、加入した時期によって違ってくるので、次の詳細記事でチェックしておいて下さい!
5000円程費用がかかる診断書は、どのようなケースに必要なのかもわかりますよ。
そして最後に 通院のみで骨折を治す 場合です。
骨折の治療が通院のみの場合
医療保険は入院や手術に対して給付金が出るものなので、次の2つの特約がついていたら通院に対してもお金を受け取れる可能性が出てきます。
その特約とは ケガの特約と特定損傷特約 です!
上記2つの特約がついていれば 5万円 ほど受け取ることができるでしょう。
ポイント
- 入院+手術+通院は医療保険から給付金を受け取れる
- 手術+通院も医療保険から給付金を受け取れる
- 手術給付金の額は 5万円~10万円
- 金属プレートを除去する手術も給付金を受け取れる可能性は高い
- 通院のみの治療で治す場合、ケガの特約か特定損傷特約 が付加されていないと給付金はない
- 上記2つの特約が付加されていれば5万円を受け取れる
では続いて、骨折の原因の違い によって保険金がおりるかどうかを確認しましょう!
骨折の原因の違いによって保険金がおりるかどうかが決まる
骨折してしまう原因って、色々考えられますが、大きく分けると次の 5つ ではないでしょうか。
骨折の原因
- 交通事故
- 日常生活でのケガ
- 学校内でのケガ
- 習い事(スポーツ)中
- 仕事中
そして、上記の原因はそれぞれカバーしてくれる保険が違います!
まず1つ目の 交通事故による骨折は自動車保険 が治療費を払ってくれます。
いくらもらえるの?に対する答えは 治療にかかった費用 です。
さらには、骨折した事実だけで 5万円~10万円 を受け取れる特約が付加されている自動車保険もありますよ。
次に2つ目の 日常生活によるケガの場合は傷害保険 に加入をしていれば、入院や手術がなく通院だけでも保険金が受け取れます。
もちろん、入院や手術をした場合は医療保険と傷害保険の両方から給付金を受け取れますよ ^ ^
さらに3つ目と4つ目の子供たちが 学校内や習い事(スポーツ)中 に骨折した場合は、学校が加入する保険とスポーツ保険からお金がおります。
なお、受け取れる給付金の額は、通院1回につき〇〇円というように決められた金額のケースが多いです。
最後に5つ目の 仕事中に骨折した場合は労災 から治療費がでます!
なお、労災から治療費がおりるからといって、医療保険から給付金が出ないことは無いので、入院や手術をした場合は両方に請求しましょうね。
骨折の保険金請求は診断書が必要なの?
それでは最後に、骨折をした場合の保険金請求には診断書が必要なのかどうかを解説しましょう!
まず、入院や手術をともなう治療をしたのなら診断書は必要 だと思っておいた方がいいです。
逆に、通院だけで治療が終わった場合は診断書の提出は必要なく、病院に治療費を払った後に受け取る領収書で対応してくれるケースが多いです。
詳しくは次の記事で解説していますが、診断書代に 5000円 払って保険から5000円受け取っても意味ないですからね。
できれば、診断書がかからない保険会社を選んでおきたいものですね。
まとめ
骨折したら保険からいくらおりるの?に対する答えは、治療方法と骨折の原因によって違う!です。
骨折した際に最も多い治療方法は通院によるものなので、傷害 特約や特定損傷特約 に加入していないと保険金は受け取れません!
ちなみにもし加入をしていれば 5万円 が保険からおりることが多いですよ。
例外として、学校内での骨折や習い事(スポーツ)中に骨折した場合は、学校が加入する共済や保険、さらにはスポーツ保険からおります。
そして、通院した日数分が給付金のベースになっています!
交通事故による骨折は、基本かかった費用を保険会社が負担してくれるので安心ですね。
弁護士に依頼をすると、かかった費用以上に受け取れる可能性が高くなるので、お願いするのも一つですよ ^ ^
最後までお読み頂きありがとうございます。
『 ほけんの読みもの 』に関する疑問点などがございましたら、いつでもお問い合せ下さい ^ ^ 。