医療保険とがん保険は、どちらも病気や怪我による医療費をカバーする保険ですが、それぞれの保険には特徴があります。そのため、加入すべきかどうかは、個々人の状況やニーズによって異なります。
まず、医療保険は、病気や怪我によって必要となる医療費を補償する保険です。病気や怪我になっても、経済的な負担を軽減することができます。一方、がん保険は、がんになった場合に必要な治療費を補償する保険です。がんは、一度発症してしまうと、長期間にわたって治療が必要になることが多いため、がん保険による補償があると安心です。
しかし、医療保険にはがん治療に必要な高額な医療費を補償するものもあります。また、がん保険にも通常の医療費を補償するものがある場合もあります。そのため、加入する保険によって重複している補償があるかどうかを確認することが重要です。
さらに、加入する保険のプランや保険料、補償額、免責金額なども比較検討する必要があります。個々人の状況に応じて、必要な保障や予算が異なるため、自分に合った保険を選ぶことが重要です。
そのため、医療保険とがん保険は別々に加入すべきかどうかは、個々人の状況によって異なります。加入する前に自分の状況をしっかりと把握し、必要な補償内容や保険料、免責金額を比較検討して、自分に合った保険を選ぶことが重要です。また、保険のプランや補償内容などについては、保険会社や保険代理店に相談することもおすすめです。
そこで本日は がん保険を選ぶなら 単体加入 がいいのか、それともがん保障を 医療保険に付加 すべきなのか 正解 はどっち?についてお答えします。
この記事を読むと、がん保険の選び方が 10年前 とは違う理由もわかり、無駄な保険料を払わなくてもよくなりますよ ^ ^ 。

こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
がん保険って、新商品が毎日出てるんじゃないかと思えるほど種類が豊富です。
そして、2人に1人が がんになる時代 では、誰もがある程度の年齢に到達したら

私もそろそろがん保険に加入しないといけないな~
と感じ、がん保険の選び方で悩む人が増加中です
一方、病気やけがで入院や手術をした場合に備える 医療保険 に加入している人は多くいます。

医療保険には備えているけど、がんの場合にもう少し手厚い保障にしておきたい!

つまり、医療保険とは別に +α としてがん保険に備えるイメージを人がほとんどです。

私もそうです!県民共済とは別にがん保険を加入しようと考えてました
素晴らしい!
10年前 は医療保険とがん保険を 別々に加入するメリットが大きかった ので、共済とがん保険を組み合わせる人も多かったです。
そこでこの記事では、がん保険は 単体加入 すべきなのか?それとも医療保険に 特約として付加 すべきなのか?をもう一度考えます!
尚、本ブログ『 ほけんの読みもの 』では、がん保険や医療保険の選び方について、まとめページを用意していますので参考にしてみて下さい。

考え方のベースは 損をしない保険の選び方 になっていますよ ^ ^
参考 医療保険の選び方まとめ
参考 がん保険の選び方まとめ
がん保険の選び方3パターン!
まずはがん保険の選び方にはどのようなパターンがあるのかを確認をしましょう!

いっぱいありそう(笑)
実は意外に少なく、がん保険の選び方は次の 3パターン になります。
- がん保険を単体で新たに加入する
- 加入中の医療保険にがん保障を追加する
- がん保障をセットできる医療保険に見直しする
上記のような方法がありますが 選択は自由 です。ただ、保険料を抑えることができるのは

がん保障を医療保険にセットにした ②③ になりますね!

どれがいいの?
結論としては ②③がいい ですが、がん保険を単体で加入するケースとセットにするケースの メリット・デメリット をまずは確認しましょう!

ややこしくなってきたな・・
がん保険のみを加入した場合のメリット・デメリット

そもそも がん保険 って、
何なんですか?
と聞かれれば

がんになった場合にのみ保障を受けられる保険、それががん保険!
と答えます。シンプルでしょ?
しかし、がん保険がどのようなものなのか、わからない人は意外に多く

とりあえず がん保険に加入してさせおけば安心だろう!
と 安易に選ぶ 人もいます。間違いじゃないんですけどね。ただ、がん保険に加入するなら

しっかりとカバーしてくれる保障内容の方が 安心 ではないでしょうか?

安心な方がいい!
そうですよね。では、がん保険のメリットとは何なのでしょう?

それは がんという病気を患った場合に手厚い保障が受けらる点 です。
理由は、医療保険からもお金が受け取れるのに、がん保険からも受け取れるからです。つまり、二重で保険金が受け取れる 感じですね。
では、逆にがん保険を単体で加入した場合の デメリット は何なのでしょう?

その答えは 保険料が高い!です。
ポイント①
- がん保険を単体で加入するメリットは、がんを患った場合に 手厚い保障 が受けられる!
- がん保険を単体で加入するデメリットは、保険料が高い !
では続いて、がん保障を医療保険に付加するパターンを確認していきましょう!
がん保障を医療保険に付加した場合のメリット・デメリット
がん保障を医療保険に付加するデメリットは、医療保険を解約してしまうとがん保険も解約になってしまう 点です。
あとは、がん保険のみを加入した場合の診査より、医療保険の診査の方が厳しいので 持病がある人には選択できない 方法になります!

一方、メリットは 保険料を抑える ことができます!

保険料は安くしたいです!
保険料は安い方がもちろんいいのですが、メリットとデメリットを確認して選びましょう!

ただ、2019年はメリットが優勢です
ポイント②
- がん保障を医療保険に付加した場合のメリットは、保険料を安くできる!
- がん保障を医療保険に付加した場合のデメリットは、医療保険を解約すると がん保障もなくなる!
がん保険の選び方が10年前とは違う理由
10年前 のがん保険の選び方は、単体で加入する動きが優勢だったんです。医療保険に付加できる がん保障の内容が悪かった のが理由です
そして、 がん保険は終身と定期どっちがお得?10年前は定期が人気!今は? の記事でも解説していますが

がん保険は 10年に1度更新する 商品を選択する率が高かったです。
がん治療は目まぐるしく変化するので、時代に合ったものを10年ごとにしっかりと備えておく という考え方が主流になっていました。

そうなんだ~。
しかし、2019年 は金融庁からの指導が強化され、販売側はお客様の意向を最大限考慮しないといけません。
その結果、医療保険においてがん保障をしっかりとカバーしたいお客様の意向 に沿う商品作りが進んでいます。
そして、がん保険に単体で加入しなくてもがんを患った場合にしっかりと備えることができるようになりました。

つまり2019年、医療保険にがん保障を付加する デメリットよりメリットが上回ってきた のです!
ポイント③
- 金融庁の指導がもとで医療保険の特約の内容が充実し、2019年 はがん保険単体で加入するより、医療保険に付加するメリットの方が大きい!

しんりゅうさん!
最後に質問させて下さい!
既に医療保険に加入している場合はどうしたらいいでしょう。

今から付加できるんでしょうか?
素晴らしい質問をありがとうございます。では、お答えいたしましょう!
がん保障を加入中の医療保険に追加できるかを確認する方法
現在加入中の医療保険にがん保障を 途中で付加 できるのかは、素人では判断できません!
解決策としては、直接担当者に聞くしか方法がないのですが、担当者は新しい保険への見直しを進めてくるので

私なら 複数の保険会社を取り扱う保険の相談窓口 を利用します。
ポイント④
- 加入中の医療保険にがん保障を付加できるかどうかは、担当者に相談すると見直しを迫らる恐れがあり、複数の保険会社を取り扱う保険ショップを利用しよう!

でも保険ショップって、たくさんありますよね?どこがいいんでしょうか?私、迷います!
そうですね。どこがいいのでしょうか?
なお、本ブログ『 ほけんの読みもの 』では、初めて保険ショップを利用するなら『 保険見直しラボ 』をおすすめしています。
理由は 保険の相談窓口はウソをつかない?『中立的』が使用禁止になった理由 の記事でまとめていますが

独自システムを改良しショップ側が 売りたい商品を勝手に利用者が選んでしまう 仕組みになっていないからです。

ショップ側が売りたい商品を私が勝手に選んでしまうのは嫌!
ごもっともです。

『 ほけんの読みもの 』推奨の『 保険見直しラボ 』なら、金融庁の指導に則ってお客様の意向に沿った案内をしてくれます!
尚、来店型保険ショップを初めて利用する人に向けて、まずはじめに読んで欲しい 10記事 を用意しましたので、参考にして下さい!
詳細記事 【虎の巻】保険の相談窓口を初めて利用する人に読んで欲しい10記事
結論
がん保険を選ぶなら単体で加入するのがいいのか、それともがん保障を医療保険に付加して備えるべきなのか?その答えは10年前と違い

がん保障を 医療保険に付加すべき !
がん保険の選び方は次の3つ!
- がん保険を単体で新たに加入する
- 加入中の保険にがん保障を追加する
- がん保障をセットできる医療保険に見直す
以上の方法がありますが 選択は自由 です。ただ、保険料を抑えることができるのは

がん保障を 医療保険にセットにした②③のケース です!
ただ、メリット・デメリットも存在します。
ポイント①
- がん保険を単体で加入するメリットは、がんを患った場合に手厚い保障が受けられる!
- がん保険を単体で加入するデメリットは、保険料が高い!
ポイント②
- がん保障を医療保険に付加した場合のメリットは、保険料を安くできる!
- がん保障を医療保険に付加した場合のデメリットは、医療保険を解約すると がん保障もなくなる!
ポイント③
- 金融庁の指導がもとで医療保険の特約の内容が充実し、2019年はがん保険単体で加入するより、医療保険に付加するメリットの方が大きい!
ポイント④
- 加入中の医療保険にがん保障を付加できるかどうかは、担当者に相談すると見直しを迫らる恐れがあるので、複数の保険会社を取り扱う保険ショップを利用しよう!

最後までお読み頂きありがとうございます。
『 ほけんの読みもの 』に関する疑問点などがございましたら、いつでもお問い合せ下さい ^ ^ 。