この記事では がん保険に診断一時金は必要か?を解説します。この記事を読むと、がん保険の特約で無駄な支払いをせずにすみますよ ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
- がん保険って、やっぱり必要なの?
- 40歳になったから、がん保険には入っておくべきなの?
- 女性におすすめのがん保険があれば入りたい!
そう考える人が年々増えてます。
おそらく、がんという病気がより身近な存在になり、2人に1人が がんを患うということを多くの人が自覚しているからでしょうね。
それなのに がん保険の仕組みを分かっていない人 が多いんです。
仕方ありません!がん保険は種類も多いですし各保険会社によって保障内容も微妙に違いますから。
そして、この記事の結論を先にお伝えすると、がん保険に診断一時金は必要 です!
なお、本ブログでは がん保険の賢い選び方 を引き続きお伝えします。
参考 医療保険の選び方まとめ
参考 がん保険の選び方まとめ
がん保険に診断一時金は必要?
本記事では、がん保険の仕組みの柱とになる がん診断一時金(給付金)について、3つ の重要ポイントを順番に解説します。
- 一時金を受け取れる 回数
- 上皮内新生物(じょうひないしんせいぶつ)への保障
- 一時金を受け取れる 間隔
もう一度、結論を言います!
がん診断一時金は絶対に必要 です!
だから、がん保険に加入する際は、診断一時金が付いているものを選びましょう!
がん診断一時金(給付金)特約とは?
がん保険とは、がん診断一時金(給付金)のことである!と言っても間違いないレベル、つまり、非常に重要な特約です。
自身が突然がんになった場合の生活に直結してきます。それだけ重要な がん診断一時金特約の内容 を簡単に説明すると以下です。
言い変えると、
- がんという病気とこれから戦うためのお金
- がんと診断された場合に治療費の心配をせずに済むもの
- がん治療に専念するための保障
です。もう一度言います。
がん保険を選ぶ上で 診断一時金(給付金)特約は必要 です。
だからこそ、しっかりと内容を理解しなければいけないのです。
でも、難しそうだし、誰に聞いたらわからない!
と、感じていても安心して下さい。この記事ではしっかりとがん診断一時金特約の 3つ のポイントをお伝えしていますから。
次の 3つ のポイントをしっかりと理解さえすれば、
人生において最も大変な場面 がんと宣告された瞬間に 辛い思いをしなくてすみますよ。
- 一時金を受け取れる回数
- 上皮内新生物(じょうひないしんせいぶつ)への対応
- 一時金を受け取れる間隔
冒頭でもお伝えしましたが、上記 3つ のポイントが重要です。もちろん、正解(考え方や選び方)は人それぞれ違います。
この記事ではあくまでも私個人の意見をぶつけていますので、強制ではありません。
私も同じ考えです!
という人だけ参考にしてみてください。では、1つずつ疑問を解決していきましょう。
がん診断一時金は何回もらえる?
支払い回数の決まりは 意外に盲点 なんです。
なぜなら、先払いでお金を受け取れない、つまり 診断一時金時約が付いていない がん保険が世の中に多くあるからです。
かなり 古いアフ○ックのがん保険 のことです。
入院日数が短くなり、通院治療がメインになってきた現在では、診断一時金特約を持つ意義は大きい のです。
当然、1回だけ しかもらえない特約より、再発や転移をした場合に何度でも一時金を受け取れる複数回払いの特約の方がメリットがあります。
2019年現在どちらのパターンが多いの?
と言われれば、若干 複数回がリード していますが、1回きりしか受け取れないがん保険 もまだまだあります。
逆に現在は、再発や転移をした場合に守ってくれる保障が求められていますから。
全く出ない(一度も一時金を受け取れない)がん保険は、私個人として選ばないほうがいいと考えています。
ポイント①
- 診断一時金が出ないもの、1回だけ受け取れるもの、複数回受け取れるものに分かれる。
がん診断一時金と上皮内新生物
続いては、上皮内新生物と診断された場合に診断一時金が出るのかどうか という疑問です。
上皮内新生物って何~?
知らない!
という人も多いですが、上皮内新生物とは 転移の可能性が少ない初期のがん のこと。
そして、上皮内新生物を保険でカバーできるかどうかは、次の内容で決まってきます。
- がん保険を加入した時期
- 保険会社
- 特約の有無
当然、上皮内新生物でも受け取ることができる診断一時金特約の方がいいわけですが、
出ないものや 1/10 になってしまうもが意外に多いのです。
理由は簡単で、保有する過去の契約(出ないもの)が多すぎて、途中から変更ができない のです。
何で 私だけ 上皮内新生物でお金をもられないでないの~!
ってなるからですね。つまり、これからがん保険を選ぶのなら
上皮内新生物でもしっかりとカバーできる診断一時金 を選ぶべきでしょう!
ポイント②
- 上皮内新生物と診断された場合には、がん診断一時金が 出ない もの、1/10 になってしまうもの、100% 受け取れるものに分かれる。
がん診断一時金は何年に一回もらえるの?
がん診断一時金を複数回受け取れる保険会社はたくさんあります。そして、複数回受け取れる条件はがんの再発や転移 です。
ではどれくらいの間隔が空けば、もう一度診断一時金を受け取れるのでしょうか?
- 5年?
- 4年?
- 3年?
- 2年?
- 1年?
- 半年?
正解はどれだと思います?
実は、正解は 2つ あって 2年と1年 なんです!
数年前まではどの保険会社でも 2年に1度 だったのですが、今は 1年に1度 受け取れる保険会社が出てきています。
ポイント③
- 診断一時金は再発や転移を条件に 1年に1度 受け取れるものがある。
結論
がん保険に診断一時金は必要なの?
という疑問に対する答えは 必要!つまり、がん診断一時金特約は付けるべきだ となります。
そして、次の 3点 を注意して診断一時金の内容を決めて下さい!
- 診断一時金の支払い回数
- 上皮内新生物(じょうひないしんせいぶつ)への対応
- 診断一時金の支払い間隔
最後までお読み頂きありがとうございます。この記事では、がん保険で損しないための選び方『 診断一時金編 』をお伝えしたわけですが、
まだまだ決めていかなければいけないポイントはたくさんありますよ。
次回は、がん保険に 通院特約や入院特約を付加するべきか という疑問を解決していきます!