20代の方におすすめの終身保険を選ぶ際には、以下の要素を考慮することが重要です。
保険の目的と目標: 終身保険は一生涯の保障を提供するものですが、具体的な目的や目標に合わせて選ぶことが重要です。例えば、将来の家族の経済的な安定や、教育資金の準備、遺産の保護など、個人のニーズや優先事項に基づいて選択しましょう。
- 保険料と予算: 終身保険は長期間にわたる保障を提供するため、保険料は通常他の保険商品よりも高くなる傾向があります。自身の予算や経済的な状況に合わせて、保険料を確認し、長期的に継続できる範囲内で選ぶことが重要です。
- 保険の特徴と付加価値: 終身保険のプランやオプション、特典などを比較することも重要です。例えば、死亡給付金の支払い条件や金額、保険期間中の給付内容、付加価値のある特典(重症疾患特約、医療特約など)などが考慮すべき要素です。
- 保険会社の信頼性: 保険会社の信頼性や評判も検討すべき要素です。財務安定性や長期的な保険運営の実績、カスタマーサポートの質などを確認しましょう。
最終的には、自身の具体的なニーズや優先事項、予算、保険会社の信頼性などを総合的に考慮して、終身保険を選ぶことが重要です。保険商品や条件を比較し、複数の保険会社の提案を受けることで、最適な選択ができるでしょう。また、保険の契約前には専門家や保険アドバイザーとの相談も役立つかもしれません。
そこでこの記事では 終身保険のおすすめ!20代(若いうちに)加入した方がいいの?について解説します。
この記事を読むと、若いうちに加入してもいい保険と加入すべきでない保険の違いがわかるので、騙されることがなくなりますよ ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
生命保険の勧誘の話になると必ず販売員が口にする セールストーク があります。
保険は 若いうち に加入しておいた方がいいですよ!
保険は 健康なうち に加入しておいた方がいいですよ!
果たして本当にそうなのでしょうか?
私しんりゅうの結論は、すべての保険に当てはまる法則では無い です
そこで本記事では どのような保険 であれば若いうちの健康なあいだに加入すべきなのか?逆に、加入してはいけない保険は何かをお伝えします。
なお、年齢を重ね健康に不安があっても加入できる保険はたくさんあるし、商品内容も年々良くなっているので安心してくださいね ^ ^
終身保険のおすすめ!20代(若いうち)に入った方が得なの?
『 健康なうちに 』という言葉は、解釈が難しい
例えば、今私が健康なの?と聞かれると、数値的には健康じゃないかもしれませんが、一切通院していないので 保険会社的には健康 になります
逆に、数値は申し分なく体調もすこぶるよくても、病院で検査を受けたり薬を処方されてたら、保険会社的には健康じゃない となります。
つまり、保険会社や保険の販売員が言う『健康なうちに』というのは、病院に通う確率が低い間に ということになります。
もっと踏み込むと、健康診断の検査項目が少ないうちに 保険の加入をしてくれたら、スムーズに手続きが完了する。
そしてその確率が上がるから『若いうちに健康なあいだに』となるわけです。
なるほど!保険に 加入しやすいあいだに ということですね ^ ^
はい!年齢が若ければ若いほど健康である可能性が高まるからです。
病院に行くのも面倒くさがったり、健康診断を受けなかったり、受けたとしても項目が少なかったりするので
若いうちに保険は加入しておくべきといいます。
それだけなの?
実はもう 1つ 若いうちに加入した方がいい理由で 有名な言葉 があります。
当然、年齢が高いときより、低い時の方が保険料は下がります。
入院したら1日5000円受け取れる医療保険も20代で加入する方が50代で加入するより保険料は安くなります。
トータルで払い込む保険料も高くなります。
じゃぁ。やっぱり 若いうちに保険に加入する方が得 なんですね?
はい!ただし 条件が1つ だけあります。
それは加入する保険の毎月の 保険料が今後一切変わらない保険 であるということです!
例えば、10年ごとや15年ごとに保険料がUPしてしまう 更新型の保険に若いうちに加入してしまうと意味がない です。
逆に、今後保険料が一切上がらない保険であれば若いうちに加入するメリットはあります!
ポイント①
- 更新型の保険は若いうちでも加入してはいけない
死亡保険(掛け捨て)のおすすめ!健康な間でも加入してはいけない種類もある
では、どのような種類の保険なら 若いうちに加入しても損をするのか 具体的にお伝えします。
まずは先ほどもお伝えした通り 更新型 の保険!
更新型の保険とは、10年ごとや15年ごとなど決められた期間に到達すると 勝手に保険料が上がる商品 のことです。
22歳 という若い年齢で加入しても32歳で保険料が上がり、さらには42歳でもう一度上がり、さらに上がり幅も大幅にUPします。
50代~60代になり、更新型の保険に加入しているデメリットに気が付いた時には、当初の3倍や4倍に保険料がUPしているなんて ザラ です。
そんな保険に若いうちにと思って加入したり、健康なうちにと販売員にのせられて加入してしまうと後々 大変なこと になります。
どう大変なんですか?
保険料がUPしてしまう時( 50代~60代 )に、違う保険に変更しようとしたら、変更できない可能性 がでてきます。
保険会社はこれを狙っているんですけどね。
結局、若くて健康なうちに生命保険を加入することは悪くないのですが、保険料がUPする更新型の保険を選んでしまう と本末転倒です!
更新型の保険以外にはあるのでしょうか?
もちろんありますよ。
ポイント②
- 更新型の保険を選んでしまうといずれ変更できなくなる可能性が危険
終身保険のおすすめ!20代(若いうち)に加入してはいけない保険
では、若いあいだの健康なうちに選択しない方がいい保険は 更新型の保険以外 にあるのでしょうか。実は 2つ もあります。
1つ目は、保険料のUPはないが 途中解約すると払ったお金よりも大幅にマイナスになる保険 。
掛け捨ての保険ではないのですが、大幅にマイナスになる期間が 60歳や65歳 と長く設定している貯蓄型の保険のことです。
マイナスになる期間が 10年や15年であれば問題ない のですが、若い人に65歳までは長過ぎ!
例えば、25歳の人が60歳までとなると 35年も1つの保険に拘束される ようなものです35年以内にもっといい保険が登場するかもわかりません。
さらには、結婚して子供が生まれどうしてもまとまった教育費が必要になったとき、解約しなければいけない かもしれません。
それはありえます!
そんな時、せっかく何十年も積立をしてきた保険を マイナス覚悟で解約 となると意味がないですよね?
だから、保険を使い将来に向かって積み立てを始めるのなら、マイナスになる期間が 15年以内 の商品を選びましょう。
ちなみに、2019年は超低金利時代なので、20年以上増えない保険を持ち続けるほど損をしてしまうケースはありません。
ポイント③
- 若いうちに長期間の積立は保険ではしてはいけない。
- 解約するとマイナスになるので1つの保険に長期間拘束されてしまう。
死亡保険の選び方!20代男性に大きな保障はいるの?
最後にもう一つ、それは若いうちから必要以上に大きな保障の保険に加入してしまうケースです。
保険は次のように4つの分野にわかれますが、若いうちから全て必要かというと違いますよね?
- 死亡保障
- 医療保障
- 貯蓄機能
- 就業不能への備え
保険でできることは、上記の 4つ !
しかし、保険販売員は次のような言葉をかけます
若いうちから加入していたら得だよ
安くて大きな保障を持てるよ
と言って、あなたには必要のない大きな保険を提案し言葉巧みに契約させようとします。
例えば、入院する可能性が低いのに日額を高額にし、さらには掛け捨ての保険をすすめたり、万一があった場合の保障も大きくすすめたりします
ポイント④
- 若いうちに必要以上の保険はいらない
でも、しんりゅうさん!必要以上の保険には加入したくないんですが、どれくらいが 自分にあった保障なのか がわかりません!
そうですよね。自分にピッタリあった保障 がいくらなのかは自分では計算できません。
そこで手っ取り早く自分にピッタリな必要保障額を教えてくれる場所があります。
それは大型商業施設やショッピングモールの中にある保険の相談窓口です。費用もかかりません!
必要保障額( ライフプラン )を無料で作ってくれますよ ^ ^
本ブログ『 ほけんの読みもの 』では、初めて保険ショップを利用する人に向けて、相談する前に読んでおいて欲しい 10記事 を用意しています。
よりよい おもてなし を受ける方法や予約の仕方、さらにはおすすめの保険ショップの情報も記事にしていますので、読んでみて下さい!
最後までお読み頂きありがとうございます。
『 ほけんの読みもの 』に関する疑問点などがございましたら、いつでもお問い合せ下さい ^ ^ 。