本日は 前立腺肥大と保険加入 について解説します。
この記事を読むと、前立腺肥大を告知したら生命保険に加入できなかった!県民共済や府民共済に入れなかった!というような状況を回避でき
あなたにとって 良い条件で加入できる方法 がわかりますよ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
40代 以上の男性に対して保険の申込み手続きを行っていると、意外に告知で該当することが多かったのが 前立腺に関係する病気 でした。
- 前立腺肥大
- 前立腺炎
- 前立腺癌
などがありますが、特に前立腺肥大と前立腺炎に関しては、病気という感覚でとらえている人が少ないです。
だからなのか、告知手続きの中にある質問『 3ヶ月以内に病院に行ったかどうか?』の項目で、初めて思い出す人が多いですね。
つまり、前立腺炎や前立腺肥大が原因で 保険に入れないかもしれない なんて、考えている人は少ないのです!
ちなみに私自身、40代半ば を過ぎトイレの間隔が短くなってきているので、前立腺や前立腺肥大なのかもしれません ^ ^
では、私が今『 前立腺肥大だ!』と診断を受けた場合、その後に新たな保険に加入することはできるでしょうか?
できるような気もしますが・・・・。
そこでこの記事では、前立腺肥大になったことがある人、前立腺肥大の治療をしている人が保険に入れるのかどうかの情報をまとめます。
なお、結論としては前立腺炎でも前立腺肥大でも保険に加入はできますよ ^ ^
ただ、保険を申し込む際の告知内容によって、保険会社の判断は変わってきます ので注意が必要
生命保険は1社にまとめて加入より『いいとこどり』する方が得なの? でまとめていますが、保険会社には得意分野と不得意分野がありますからね。
ですので、1番よい条件で保険加入したい、そもそも条件なんて付きたくない!と願う人は、この記事を読み進めると マイナスにはならない ですよ。
前立腺肥大で保険加入できない状況とは?
先程『前立腺肥大でも保険加入はできます。』とお伝えしましたが、当然、加入できないケースもあります。
それは 入院や手術の予定がある場合
生命保険は原則、入院や手術の予定があると加入はできません!
どんな保険でもダメなんですか?
はい!「【生命保険の選び方】保険でできる4つのこと!」でお伝えしている通り、生命保険は大きくわけて 4種類 になるのですが、
告知のいらないケースが多い 年金保険であれば 加入はできます。しかし、それ以外の種類は厳しいでしょうね。
よって、あなたが前立腺肥大に対する入院や手術を医師からすすめられている場合は、退院後や術後に加入する ようにしましょう!
では、入院や手術の予定がない場合に加入できるかどうかのポイント、さらには特別条件が付いてくるかどうかの判断基準を確認していきます。
前立腺肥大と保険加入の基準
あなたが前立腺肥大について告知をした場合、保険加入できるかどうかの判断基準は、保険会社によって違ってきます。
ただ、次の 3つ のポイントをしっかりと保険募集人に正確に伝えると、よく見てくれる保険会社を探してくれますよ。
- 前立腺肥大は完治しているのか?していないのか?
- 手術はしたのか?していないのか?
- 完治しているなら何年経過しているのか?
つまり、前立腺肥大だと主治医から診断され、その後に手術をし 完治してからの期間が長ければ長いほど保険会社はよい判断をしてくれる わけです。
それでは 3つ のポイントを確認したところで、せっかくなので最も条件が厳しくなるケースも順番にお伝えしましょう。
なお、この記事に出てくる特別条件は、保険でできる4つのことの中で2番目に位置する 医療保険 を申し込んだ場合を指しますよ。
- 死亡保障
- 医療保障
- 貯蓄機能
- 就業不能への備え
保険でできることは、上記の 4つ !
詳細記事 【生命保険の選び方】保険でできる4つのこと!何が一番大事なの?
最も条件が厳しくなるケース
保険会社が告知の内容で最も警戒するのが 前立腺肥大が治っているか?治っていないか?です。
当然、現在も定期的に病院に通っていれば入院や手術をする可能性が高くなるので、医療保険に申し込むと特別条件がついてしまいます。
仕方ないですよね。
特別条件が付くのがどうしても嫌だ!となれば、持病があっても加入できる保険 を選択する方法もありますが、私はもったいないと考えています。
なぜなら、前立腺肥大に対する給付金はおりるかもしれないが、ケガや他の病気が原因で入院や手術をした場合の 保障内容が劣る からです。
では、前立腺肥大は完治していたら条件は付かないのでしょうか?
実は、そうでもないんです。完治をしていても 過去に手術をしたのか?していないのか?によっても違います。
手術せずに完治している場合は保険に入れるの?
手術をしていないのに 前立腺肥大が過去の病気 となった場合には、再発するかもわからないという心配があるので保険会社は条件を付けてきます。
もちろん軽い条件になってくるんですが、一定期間は給付金が受け取れない期間を設定してくるでしょう。
参考記事 保険加入時に特別条件がついたらそのまま契約すべきじゃないの?
そして、保険加入時に条件が付かない可能性が最も高いのが、手術をして完治している場合です!
前立腺肥大で保険に入るのに最もベストな状態とは?
前立腺肥大の人が保険に入ろうとする際、手術をした後に完治しているタイミングで申し込むことが、最も良い条件となってきます。
ただ、手術をしてから保険に申し込むまでの期間があまりにも短いと条件が付いてくることは注意が必要ですよ。
まとめ
前立腺肥大について告知をしなければいけない人が保険に入れるかどうかのポイントは以下の3つ!
- 入院や手術の予定がある場合は加入できない
- 完治しているのか?していないのか?
- 手術を受けての完治なのか?
そして、保険会社が最もよい判断をするのが、前立腺肥大に対しての手術を受け、完治後から申し込みまで一定期間経っているのがベストです!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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