本日は 掛け捨てじゃない保険のデメリット!女性におすすめの貯蓄型保険 について解説します。
この記事を読むと、掛け捨ての保険は損だ!得だ!と振り回されずによくなりますよ ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
保険には、掛け捨てと掛け捨てじゃない保険の 2種類 があります。
どっちがいいの?
と聞かれると 老後2000万問題の影響 もあり、掛け捨てじゃない保険がいいかなと考える人が増えていると答えます。
しかし、掛け捨てじゃない保険の内容はよくわからず、漠然としたイメージしかないので
どう判断したらいいかわからない!となるケースが多いのが、掛け捨てじゃないタイプの保険 です!
理由は色々ありますが、掛け捨てじゃない保険の解釈が保険会社や商品、販売員によって全く違うからです。
そこでこの記事では、どのような基準で掛け捨てじゃない保険を選べばいいのかを解説します!
なお、本ブログ『 ほけんの読みもの 』では、掛け捨て型の保険と積立型の保険 について過去に触れていますので
加入したい具体的な保険の種類が決まっている人は次の記事を先に読んでみてください ^ ^
掛け捨てじゃない保険のデメリット
掛け捨てじゃない保険にはいくつかのデメリットがあります。以下はその主な点です。
高い保険料
掛け捨てじゃない保険は、掛け捨て型に比べて通常、保険料が高くなります。
保険料の大部分は資産の成長や運用費用に充てられ、終身保険に支払う保険料は掛け捨て型のそれよりも高くなります。
保険料の長期間の支払い
終身保険の場合、一度契約を結んだら長期間にわたって保険料を支払う必要があります。
保険の需要が減少したり、経済状況が変わったりすると、支払い負担が重く感じられることがあります。
資産の運用制限
終身保険の資産成長は比較的制限されており、投資の選択肢が限られています。一方、掛け捨て型の保険は、資産を自分で選択し、運用する自由度が高いです。
解約のコスト
終身保険からの解約は、手数料や罰金に関連することがあり、資産の引き出しが制限されることもあります。これは、急な資金需要が生じた場合に不便を生じる可能性があります。
低いリターン
終身保険の主な目的は死亡給付であり、資産の成長が二次的です。そのため、掛け捨て型の投資に比べて長期的なリターンが低いことがあります。
総括すると、掛け捨てじゃない保険の主なデメリットは、高い保険料、長期間の支払い、運用の制限、解約コスト、そして低いリターンです。
保険商品を選ぶ際には、個人のニーズや財政状況を検討し、掛け捨て型と終身型の保険の違いを理解することが大切です。
掛け捨てじゃない保険の選び方!
掛け捨てじゃない保険のおすすめは 保険でカバーしてもらう分野ごとに違います。
あなたがどの分野の保険を求めているかで、保険会社も商品も変わってくるんです!
どんな分野があるんですか?
生命保険は 4つ の分野に分かれています。
- 死亡保障
- 医療保障
- 貯蓄機能
- 就業不能への備え
保険でできることは、上記の 4つ !
詳しくは次の記事で解説していますが、保険で賢く備えることにより4つのことができるんです。
参考記事 【生命保険の選び方】保険でできる4つのこと!何が一番大事なの?
この4つの分野全てに、掛け捨てじゃない保険もあれば掛け捨ての保険もある わけです。
例えば、万が一の保障を探しているのであれば、万が一があった場合にカバーしてくれる掛け捨ての保険か、掛け捨てじゃない保険を選ぶのか
入院や手術をした際にカバーしてくれる医療保険を探しているのであれば、掛け捨てじゃない医療保険を探すのか、掛け捨ての医療保険を選ぶのか
積み立ての分野に関しては、当然、掛け捨てはありません!
つまり、掛け捨てじゃない保険のおすすめを探すなら、まずは自分がどの分野の保険を求めているかを決めないといけないわけです。
掛け捨てじゃない保険を『いいとこどり』
『入院や手術をしたときもカバーをしてくれて、万が一があった場合にもちょっとお金がもらえて、掛け捨てじゃない保険 がいい。』
・・・・。
実は意外に多いリクエストなんですよ。50代以上 の人がお子様の保険を考えるときにリクエストとして頂く内容です。
そして必ず次のように言います。仕方の無いことなんですが 50代以上の人が本当によく言うセリフ です。
- 『 昔は〇〇だった保険 』
- 『 昔はあった〇〇保険 』
当時は 複数の保険会社の商品を組み合わせて保険を考える概念がなかった ので
1つの保険会社で保険でできる4つのことを全てカバーしないといけなかった、だから上記のようなセリフになってしまいます。
しかし次の記事でも解説しているように2019年8月現在、1つの保険会社で保険でできる4つのことを全てカバーするメリットはありません。
参考記事 生命保険は1社にまとめて加入より『いいとこどり』する方が得なの?
それぞれの保険会社の いいとこ取り をすべきです。
女性におすすめの貯蓄型保険
では最後に、おすすめの掛け捨てじゃない保険を 分野別 にお伝えします。
- 掛け捨てじゃない死亡保障を探している人は 終身保険
- 医療保険を探している人は、入院や手術をしなければ使わなかった 保険料が全額戻ってくる医療保険
- 積立型の保険を探している人は、払ったお金より多く戻ってくる 年金保険
- 就労不能に備えたい人は、重たい病気をしたときに先にお金を受け取れる 生前受け取り型の終身保険
おすすめ商品は理解したけど、どこの保険会社がいいんでしょうか?
おすすめの保険会社は歴史と体力があるところ!
掛け捨てじゃない保険に加入する場合、大切なお金を預けるわけなので 潰れたら意味がない がその理由です。
20年以上 存続していて体力のある保険会社を選ぶべきですね ^ ^
では、具体的にどの保険会社のどの商品がいいかを判断するのは難しいので、
あなたに代わって複数の保険会社の中から最適な貯蓄型の商品をピックアップしてもらえる一括請求窓口を利用しましょう!
コープ共済の資料請求もできるのがメリットですね。
そして、最後に注意点が1つ!
保険ショップや販売員に間違っても『掛け捨てじゃない保険を探してます!』と声かけしないようにしてくださいね。
代理店や販売員が今最も売りたい 外貨建ての保険 が出てくるだけですよ ^ ^