本日は 県民共済の総合型に医療特約はつけるべきなの?について解説します。
この記事を読むと、県民共済の医療特約をつけるメリットとデメリットがわかりますよ ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
県民共済のメリットって、どのようなところだと思います?
- 加入しやすい
- シンプル
- 何かあったら保険が出やすい
- 安い
などなど、どちらかというと 良いイメージが強い のではないでしょうか。2000円~4000円 という保険料も魅力ですね。
しかも、1年に1回お金が戻ってくる!そんな理由もあって、県民共済は人気があります。
しかし、そんな人気商品である県民共済のプランを決める中で、唯一迷ってしまうのが 医療特約を付けるかどうか ではないでしょうか?
金額にして 1000円/月 ですが、付加している人と付加していない人で意見も結構分かれます。
そこでこの記事では、県民共済に医療特約は付けるべきかどうかをポリープの摘出術や白内障の手術を例に出し引き続き解説していきます。
結論としては、もし県民共済に加入するのであれば医療特約は付加しておいて損はないでしょう!
なお、付加すべき理由 は次の記事が深く関係してくるので、この記事を読み進める前にまず先に読んでおいて下さい!
詳細記事 県民共済ってどうなの?とりあえず60歳までの加入だからは超危険!
根本的に県民共済がどうなのかがわかりますよ ^ ^
県民共済で医療特約は必要なの?
もし県民共済に加入するなら 医療特約は必要だ!と私が断言する理由はたった 1つ!手術給付金が受け取れないからです。
なお、前提条件として 総合型に加入する場合 の話になるのでご注意ください!
入院や手術をした際に病院に支払う治療費は 合算して医療費 となるので、入院給付金が出れば問題ないと考えることもできます。
ただ、2019年現在入院する期間が非常に短いんです。平均で 18日!もちろん入院しないケースも増えています。
つまり、入院日数が短いということは、入院に対して1日あたりのお金を受け取れる入院給付金が年々、減ってきているということです。
そして、入院がなくても手術をするケースが多くなり、入院給付金はそんなに受け取れていません。一方、手術給付金からはお金がでます。
何度もお伝えしますが、入院でも通院でも手術でも1ヵ月にかかってくる医療費の自己負担は同じ!
1カ月に支払うべき医療費の上限額が決まっているということです。
詳細記事 入院したらいくらかかるの?返ってくるお金の確認も忘れずに!
そして、上限が決まっている医療費の自己負担分を入院給付金で備えるか、通院給付金で備えるか、手術給付金で備えるかの違いです。
ポイント①
- 入院日数が減ってきているので、手術給付金の方が入院給付金より多く受け取れるケースが増えている
トータルで最もお金が受け取れる給付金がどれかということですね。
県民共済と手術【ポリープや白内障】
では、次の病気を想像してみて下さい!
- 大腸ポリープ
- 白内障の手術
- 痔の手術
大腸ポリープを内視鏡で摘出する手術や白内障や痔の手術は 入院しないケース が多いです。
いわゆる 外来手術 ですが、県民共済では給付金を受け取れるでしょうか?一般の医療保険ではどうなのかは次の記事で解説しています。
県民共済の 総合型 に加入しているなら医療特約を付加しなければ、入院費給付金を受け取って終わりです。
入院がなければお金はでません!
逆に、医療特約を付加していれば 大腸ポリープを切除 したり、白内障の手術 をした場合に手術給付金を受け取れます。
ポイント②
- 外来手術をしても医療特約を付加していれば給付金を受け取れる
県民共済と先進医療
次に忘れてはいけないのが 白内障の手術と先進医療の関係 です!先進医療について詳しく知りたい人は次の記事を参考にして下さい!
詳細記事 先進医療特約は後払い?白内障の手術で知った直接支払いサービスとは
詳細記事にもあるように、白内障の手術をする際、先進医療を選択するケースが増えていますが、治療費は 全額負担となり高額 になります。
片目で 50万 だとか・・・
そんな高額になる手術代も県民共済の医療特約を付加していればカバーできる可能性は高い!
なるほどよくわかりました。ところでしんりゅうさん!
県民共済に医療特約を付加すべきことは理解できたのですが、そもそも 県民共済は良い のでしょうか?
非常によい質問をありがとうございます!それでは 県民共済のデメリット についてお伝えします
県民共済ってどうなの?とりあえず60歳までの加入だからは超危険! の記事でも詳細に解説していますよ。
ポイント③
- 先進医療を備えるなら医療特約が必要
県民共済のデメリット
県民共済にもデメリットはあります。
本記事では もし県民共済に加入するのであれば医療特約は付加しておくべきだ とお伝えしてきましたが
そもそも県民共済はよい保険なのでしょうか?
その答えは 県民共済は一時的な備えならOK!というものです。
なぜなら県民共済は、今決めた保障内容が一生涯に渡って続かないからです。
金額が変わるんですか?
いえ!保険料は変わらないんですが、保障内容がどんどん削られ最後は消滅します!
えーそうなの?
何歳から減りだすんですか?
実は、65歳 から保障は減っていくんですが、その時見直しをしようと思っても保険料は高くなっていますし、健康状態も不安です。
だから私は、加入中の保険に追加して一定期間だけ保障の上積みを県民共済でするのならおすすめしますが
入院や死亡に対する保障を一生涯求める人には県民共済は絶対におすすめしてません!
ポイント④
- 一生涯保障を考えている人には県民共済はおすすめしない!
じゃあ、私はどのような保険に加入すればいいのですか?
そうですね。例えば次の 2記事 の考え方から自分の希望する保険のかたちをまずは決めることからはじめましょう!
参考 医療保険の選び方まとめ
参考 がん保険の選び方まとめ
ん~、面倒くさそう(笑)
もしあなたが手っ取り早く県民共済の医療特約をと比べる材料が欲しいのなら
商業施設やショッピングモールの中になる保険の相談窓口を賢く利用することをおすすめします!
保険ショップの店員さんに次の言葉を投げかけ正直に聞いてみることから始めてみませんか?
県民共済ってどうですか?
まとめ
もし 県民共済の総合型に加入するのなら医療特約は付けるべき です!
ポイント①
- 入院日数が減ってきているので、手術給付金の方が入院給付金より多く受け取れるケースが増えている
ポイント②
- 外来手術をしても医療特約を付加していれば給付金を受け取れる
ポイント③
- 先進医療に備えるなら医療特約が必要
ポイント④
- 一生涯保障を考えている人には県民共済はおすすめしない!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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