火災保険の風災補償とは?台風・強風で保険がおりるケース・おりないケースを解説 | ほけんの読みもの
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火災保険の風災補償とは?台風・強風で保険がおりるケース・おりないケースを解説

火災保険

「台風で屋根が壊れた!火災保険って使えるの?」

結論から言うと、台風・強風による屋根・外壁・カーポートなどの損害は、火災保険の「風災補償」でカバーできます。実は、火災保険の保険金請求件数の3〜5割を風災・雹災・雪災が占めており、非常に身近なリスクです。

この記事では、FP歴20年のしんりゅうが、風災補償の対象・対象外・請求の注意点をわかりやすく解説します。

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風災補償とは?

火災保険の「風災補償」とは、台風・旋風・竜巻・暴風などの強い風によって建物や家財が損害を受けた場合に保険金が支払われる補償です。

風災補償は多くの火災保険で基本補償に含まれており、通常は「風災・雹(ひょう)災・雪災」がセットになっています。

風災・雹災・雪災の違い

  • 風災:台風・突風・竜巻・暴風など強い風による損害
  • 雹(ひょう)災:上空から降ってくる氷の塊による損害(窓割れ・屋根損傷など)
  • 雪災:豪雪・雪崩による損害(雪の重みでカーポートが潰れるなど)

風災補償でおりるケース(具体例)

✅ 建物への補償(例)

  • 台風で屋根瓦が飛ばされた
  • 強風で飛来物が外壁にぶつかりひびが入った
  • 暴風で雨戸・シャッターが破損した
  • カーポートの屋根が強風で変形・倒壊した
  • 物置・塀が台風で損壊した
  • 屋根が破損してそこから雨水が浸入し室内が損傷した
  • 雹が降ってきて屋根・窓ガラスが割れた
  • 大雪でカーポート・物置が潰れた

✅ 家財への補償(例)

  • 飛来物が窓を突き破り室内の家具が壊れた
  • 雹で窓が割れ、雨が吹き込んで家電が損傷した
  • 強風で窓が破損し、室内が水浸しになった

※建物を補償対象にしている場合は門・塀・カーポートなど敷地内の設備も対象になる場合があります。

風災補償がおりないケース(注意!)

❌ 補償されない主なケース

  • 窓の隙間からの雨の吹き込み:建物が破損したわけではないため対象外
  • 経年劣化が原因の損傷:老朽化で元から傷んでいた箇所は対象外
  • 隣家への損害:自分の家の屋根が飛んで隣家を壊しても、隣家への補償は対象外(自分の建物の損傷は補償される)
  • 自動車の損害:車は火災保険の家財に含まれない(自動車保険の車両保険で対応)
  • 地震が原因の風害:地震による損害は地震保険が対象
  • 免責金額以下の損害:保険会社によって3万円・5万円などの免責金額が設定されている場合あり

特に多いトラブルが「経年劣化」との判断です。築年数が経っている建物で屋根が損傷した場合、台風被害ではなく老朽化によるものと判断されると保険金が支払われないことがあります。台風後は必ず被害箇所の写真を撮っておくことが重要です。

「屋根が壊れて雨が浸入した」は補償される?

よくある疑問です。台風で屋根が破損し、そこから雨水が浸入して室内が損傷した場合は、風災補償の対象です。

ただし、「窓の隙間や換気口からの雨の吹き込みによる損害」は対象外です。建物が物理的に破損したことによる浸水かどうかが判断のポイントになります。

風災補償は外せる?外すべきではない理由

保険会社によっては風災補償を外すことができ、保険料を下げる選択肢があります。ただし、風災・雹災・雪災は火災保険全体の請求件数の3〜5割を占める最も身近なリスクであり、基本的には外さないことを強くおすすめします。

「台風が来ない地域だから大丈夫」と思っていても、近年は全国各地で突風・竜巻・線状降水帯による被害が増えています。風災補償は台風だけでなく、竜巻・強風・雹・雪にも対応している点でコストパフォーマンスが高い補償です。

風災で被害を受けたときの請求手順

台風や強風の後、被害を発見したときの対応手順です。

  1. 被害箇所を修理前に写真撮影する(複数角度・建物全体も)
  2. 保険会社または代理店に速やかに連絡する
  3. 修理業者から見積書を取得する
  4. 保険会社に書類(請求書・写真・見積書)を提出する
  5. 保険金の受け取り(通常30日以内)

請求期限は被害が発生した日から3年以内です。台風通過後に屋根の損傷に気づかないケースもあるため、台風後は定期的に建物をチェックする習慣をつけましょう。

まとめ

  1. 風災補償は台風・強風・竜巻による建物・家財の損害をカバーする
  2. 通常は雹災・雪災とセットで基本補償に含まれる
  3. 屋根・外壁・カーポート・塀なども補償対象
  4. 経年劣化・窓の隙間からの吹き込み・自動車は対象外
  5. 請求期限は被害発生から3年・被害直後の写真が重要
  6. 全国どこでも発生しうるリスクのため、風災補償は外さないのが基本

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