「肩が外れてしまった…脱臼って保険おりるの?」
脱臼はスポーツや転倒で突然起こるケガです。整復してもらってひと安心したところで、保険から給付金がもらえるのかどうか気になる方も多いはずです。
この記事では脱臼と保険の関係を、習慣性脱臼・手術の有無も含めてわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- 脱臼で保険がおりる条件
- 整復のみ・手術ありで給付金は変わるの?
- 習慣性脱臼の場合はどうなるの?
脱臼は医療保険の対象になるの?
脱臼で医療保険がおりるかどうかは、「整復のみで終わったか」「手術や入院が必要だったか」によって変わります。
整復のみの場合(手術なし)
脱臼した関節を元に戻す「整復処置」は、医療保険上の「手術」には該当しないため、整復のみでは手術給付金の対象になりません。入院も伴わない場合は、医療保険からの給付は原則ありません。
ただし傷害保険(ケガ保険)に加入していれば、通院給付金を受け取れる可能性があります。
入院が必要になった場合
脱臼の程度が重く入院が必要になった場合は、入院給付金の対象になります。
手術が必要になった場合
脱臼に伴って骨折や靭帯損傷が生じたり、手術(関節固定術・靭帯再建術など)が必要になった場合は手術給付金の対象になります。
💡 整復は「手術」にならないの?
医療保険の「手術」は、切開・縫合・骨折整復などの外科的処置を指します。脱臼の整復(はめ直し)は処置扱いとなり、多くの保険で手術給付金の対象外です。ただし保険会社によって異なるため、確認してみてください。
習慣性脱臼でも給付金はもらえるの?
同じ関節を繰り返し脱臼する「習慣性脱臼」の場合、手術(関節安定化手術)が行われることがあります。この場合は手術給付金の対象になります。
特に肩関節の習慣性脱臼(反復性肩関節脱臼)では、関節鏡を使ったバンカート修復術などが行われることがあり、手術給付金を受け取れます。
習慣性脱臼と保険加入の関係
すでに習慣性脱臼がある状態で医療保険に加入しようとする場合、告知が必要です。状況によっては該当部位の保障が除外(部位不担保)になる可能性があります。手術を検討している場合は、手術後に加入を考えるのも一つの選択肢です。
脱臼の後に保険へ加入できるの?
1回のみで完治していれば問題なし
1回の脱臼で完治していて現在通院中でなければ、医療保険への加入はほぼ問題ありません。
習慣性・治療中は告知が必要
習慣性脱臼や現在治療中の場合は告知が必要です。関節の状態によっては部位不担保や加入不可になることがあります。治療・手術が完了してから申し込むのが基本です。
まとめ
| 状況 | 医療保険 | 傷害保険 |
|---|---|---|
| 整復のみ(手術・入院なし) | ❌ 原則対象外 | ✅ 通院給付金の対象 |
| 入院あり | ✅ 入院給付金の対象 | ✅ 対象 |
| 手術あり(靭帯再建など) | ✅ 手術給付金の対象 | ✅ 対象 |
| 習慣性脱臼の手術 | ✅ 手術給付金の対象 | ✅ 対象 |
脱臼は整復のみで終わると医療保険がおりないケースがほとんどです。手術が必要になった場合・習慣性脱臼で手術を受けた場合はしっかり給付金の対象になります。傷害保険に加入している場合は通院給付金の請求も忘れずに行いましょう。
