「健診で不整脈があると言われた。医療保険にはもう入れないの?」
不整脈は種類によって保険審査の扱いが大きく違う。「不整脈があっても問題なし」と判断されるものから「心臓病扱いで審査が厳しい」ものまで幅広い。正確な病名と治療状況を把握した上で申し込むことが大切だ。
不整脈の種類と保険審査の関係
| 不整脈の種類 | 通常の医療保険 | 審査の難易度 |
|---|---|---|
| 洞性不整脈(自律神経性) | 入れることが多い | 易しい |
| 期外収縮(上室性・心室性) 軽症・治療不要 |
条件付きで入れる場合が多い | やや易しい |
| 心房細動 薬物治療中 |
難しい | 難しい |
| 心房細動 アブレーション後・安定 |
条件付きで入れる場合あり | やや難しい |
| WPW症候群 カテーテルアブレーション後 |
入れる場合が増える | 中程度 |
| ペースメーカー植え込み | 難しい | 難しい |
期外収縮は「軽症」なら入れることが多い
期外収縮は最も一般的な不整脈で、健診の心電図で指摘されることが多い。「上室性期外収縮」「心室性期外収縮」どちらも、症状がなく治療不要の軽症なら通常の医療保険に入れるケースが多い。
ただし「心臓の精密検査を指示された」「治療が必要と言われた」場合は、結果が出るまで申し込みを待つ方がいい。
心房細動は難しいが選択肢はある
心房細動は脳梗塞・心不全のリスクと関係するため、保険審査では慎重に扱われる。薬物治療(ワーファリンなど抗凝固薬)を服用中の場合は通常の医療保険への加入は難しい。
ただしカテーテルアブレーション(根治治療)後に再発がなく、抗不整脈薬・抗凝固薬の服薬が終了していれば、時間の経過とともに通常保険に申し込めるケースが増える。
引受基準緩和型なら心房細動の既往があっても入れることが多い。「過去2年以内に入院・手術をしていないか」「過去3か月に入院・手術を勧められていないか」をクリアできれば申し込める。
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まとめ
- 不整脈は種類・重症度・治療状況によって保険審査の難易度が大きく変わる
- 洞性不整脈・軽症の期外収縮は通常の医療保険に入れることが多い
- 心房細動で抗凝固薬服用中は通常保険は難しい。アブレーション後に経過良好なら状況が変わる
- 引受基準緩和型は入院・手術歴がなければ不整脈があっても入れることが多い
- 「不整脈がある」という曖昧な状態で諦めず、正確な病名・治療状況を把握してから申し込む
