「痔の症状があるけど、医療保険に加入できるの?」「医師に手術を勧められているけど、今から保険に入れる?」
男女問わず悩む人が多い痔。でも保険のことはなかなか人に聞けないですよね。
結論からお伝えすると、医師から「手術が必要」と言われている状態では、新たな医療保険への加入はほぼできません。一方で、まだ病院に行っていない・自覚症状だけの段階なら加入できる可能性があります。
この記事では、FP歴20年のしんりゅうが、痔と保険加入の関係・手術費用の目安・民間保険の給付金まで、具体的に解説します。
📌 この記事でわかること
- 手術を勧められている状態で保険に加入できるか
- 自覚症状だけの段階なら加入できるのか
- 告知で注意すべきポイント
- 痔の手術費用の目安(日帰り・入院別)
- 民間の医療保険から給付金はおりるのか
- 保険加入のベストなタイミング

こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
痔がある場合の保険加入:状況別まとめ
まず、あなたの状況に当てはまるものを確認してみてください。
| あなたの状況 | 加入の可能性 |
|---|---|
| 症状は感じているが病院に行っていない | ✅ 加入できる可能性あり |
| 病院で診察を受けて通院・投薬中 | ⚠️ 特別条件付きになる可能性あり |
| 医師から「手術が必要」と言われている | ❌ 加入はほぼできない |
| 手術が完了して回復済み | ✅ 加入しやすい(経過次第) |
なぜ「手術を勧められている状態」では加入できないのか
医療保険に加入するときは、保険会社に自分の健康状態を正直に申告する「告知」が必要です。その告知の中に、必ず次のような質問があります。
⚠️ 告知の重要項目:「今後3ヶ月以内に入院・手術の予定がありますか?」
医師から手術を勧められている状態でこの質問に「いいえ」と答えることは、告知義務違反(告知違反)になります。告知違反が発覚すると、保険契約が解除され、手術をしても給付金が一切おりなくなります。正直に「手術予定あり」と告知した場合は、保険会社の審査で加入を断られるのが一般的です。
自覚症状だけの段階なら加入できる可能性あり
「なんとなく痔の症状がある気がするけど、まだ病院には行っていない」という段階ならどうでしょうか。
この状態であれば、告知で「手術予定なし・現在治療中でない」と正直に答えられるため、保険加入できる可能性は十分あります。
💡 しんりゅうの実体験:私自身も痔の自覚症状があっても、状態がひどくなるまで病院に行かない時期がありました。この段階であれば「病院に通っていない」と正直に告知でき、保険加入は問題ありません。
ただし、加入後すぐに痔で入院・手術した場合、保険会社から「加入時にすでに症状があったのでは?」と調査が入ることもあります。告知内容は正直に記載し、不安があれば保険会社に相談することをおすすめします。
手術が終わった後なら加入しやすい
痔の手術を一度終えて経過が良好な場合、保険加入のハードルはそれほど高くありません。手術が完了していれば「手術予定なし・現在治療中でない」という状態になるため、一般的な医療保険に加入できるケースが多いです。
🏥 保険加入のベストタイミング
① 自覚症状はあるが病院に行く前
② 痔の手術が完全に終わって回復した後
この2つが最もスムーズに加入できるタイミングです。
痔の手術費用の目安【健康保険適用】
痔の手術は健康保険が適用されます。3割負担を前提に、術式・入院の有無によって費用が変わります。
| 手術の種類 | 入院 | 費用の目安(3割負担) |
|---|---|---|
| ジオン注射(ALTA療法) | 日帰り〜1泊 | 2〜3万円程度 |
| 痔核根本手術(いぼ痔) | 3日〜1週間 | 5〜15万円程度 |
| 痔瘻根治術(あな痔) | 1〜2週間 | 10〜20万円程度 |
※医療機関・術式・麻酔方法によって異なります。あくまで目安としてご参考ください。
入院が必要な手術で費用が高額になった場合は、高額療養費制度が使えます。年収370〜770万円の方なら1ヶ月の自己負担上限は約8〜9万円。手術が決まったら事前に「限度額適用認定証」を取得しておくと、窓口での支払いが上限額までで済みます。
民間の医療保険から給付金はおりるのか
痔の手術は民間の医療保険(手術給付金)の対象になります。ただし、すべての処置が対象になるわけではありません。
| 給付対象になりやすい手術 | 給付対象になりにくい処置 |
|---|---|
|
・痔核根本手術(いぼ痔) ・痔瘻根治術(あな痔) ・脱肛根本術 |
・単なる痔核の処置 ・軟膏塗布・内服薬のみ ・簡易的な焼灼処置 |
手術給付金の金額は保険商品によって異なりますが、一般的には入院日額の10〜40倍程度が支払われます。手術が決まったら、事前に加入中の保険会社に「この手術は給付対象か」を確認しておきましょう。診療明細書に記載の正式な手術名を伝えると確認がスムーズです。
給付金シミュレーション(例:7日間入院の場合)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 手術・入院費用(7日間入院の例) | 約10〜15万円 |
| 民間保険 入院給付金(日額5,000円×7日) | -35,000円 |
| 民間保険 手術給付金(日額×20倍の例) | -100,000円 |
| 実質的な自己負担 | ほぼゼロ〜プラスになることも |
※あくまで一例です。保険プランや入院日数によって大きく変わります。
まとめ
- 医師から「手術が必要」と言われている状態での新規加入はほぼ不可能
- 自覚症状だけで病院未受診の段階なら、正直な告知で加入できる可能性あり
- 手術が完了して回復後も、比較的スムーズに加入できる
- 痔の手術費用は健康保険適用で日帰りなら2〜3万円、入院なら10〜20万円が目安
- 「痔核根本手術」「痔瘻根治術」などは民間保険の手術給付金の対象になりやすい
- 告知は必ず正直に記載すること。告知違反は給付金不払いの原因になる

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