「橋本病(甲状腺機能低下症)があるけど、医療保険には入れますか?」「バセドウ病の治療が終わったら入れる?」
甲状腺の病気は種類と治療状況によって審査の結果が大きく変わる。橋本病と甲状腺がんでは判断が全然違う。それぞれの状態別に整理する。
甲状腺疾患の種類と保険審査の関係
| 疾患名 | 通常の医療保険 | 引受基準緩和型 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 橋本病(甲状腺機能低下症) 薬で安定管理中 |
条件付きで入れる場合が多い | 入れる | 甲状腺除外の条件付きが多い |
| バセドウ病(甲状腺機能亢進症) 治療中 |
難しい | 入れることが多い | 完治・服薬終了後は通常保険可 |
| バセドウ病 治療終了後2〜5年 |
入れる可能性が高まる | 入れる | 経過期間と安定性による |
| 甲状腺がん 手術後5年経過・経過良好 |
条件付きで入れる場合あり | 入れる場合あり | 保険会社によって大きく異なる |
| 甲状腺がん 治療中・再発 |
不可 | 難しい | がん保険も対象外 |
橋本病で服薬中でも入れるのはなぜか
橋本病(甲状腺機能低下症)は甲状腺ホルモンが少なくなる病気で、多くの場合チラーヂン(レボチロキシン)を毎日服用することでコントロールする慢性疾患だ。
「服薬中だから入れない」と思っている人が多いが、橋本病は血液検査の数値が安定しているなら「コントロールされている慢性疾患」として扱われ、条件付きで通常の医療保険に入れるケースが少なくない。条件としては「甲状腺・甲状腺疾患は補償対象外」が付くことが多い。
バセドウ病は「完治」がポイント
バセドウ病は薬物療法・手術・放射線(アイソトープ)治療で寛解を目指す病気だ。治療が完了して一定期間(2〜5年)経過し、甲状腺ホルモンが正常範囲に戻っていれば、通常の医療保険に申し込める可能性がある。
治療中・服薬中の間は難しいが、治療終了後はあきらめずに申し込んでみる価値がある。
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まとめ
- 橋本病は服薬中でも血液検査が安定していれば条件付きで通常の医療保険に入れるケースがある
- バセドウ病は治療中は難しいが、治療終了後2〜5年経過すると通常保険への申し込みが可能になる
- 甲状腺がんは手術後5年以上・経過良好なら一部の保険会社で条件付き承認になる場合がある
- 条件付き承認では「甲状腺疾患は除外」になるが、それ以外の入院・手術は補償される
- 甲状腺の病気は保険会社によって審査基準が大きく異なる。複数社で確認することが重要
