「走っていたら突然ふくらはぎに激痛が…肉離れかも。保険って使えるの?」
肉離れはスポーツ中だけでなく、急に走ったり段差を踏み外したりした際にも起こります。強い痛みで歩くのも辛いのに、「保険からお金がおりるのか」わからなくて困っている方も多いはずです。
この記事では、元ファイナンシャルプランナーが肉離れと保険の関係をわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- 肉離れで保険がおりる条件
- 通院のみでも給付金を受け取れるケース
- 肉離れ後に保険に加入できるかどうか
肉離れは医療保険の対象になるの?
肉離れで医療保険がおりるかどうかは、「入院・手術が必要になったかどうか」で決まります。
軽度〜中度の肉離れであれば安静・通院で治ることがほとんどです。この場合、医療保険の入院給付金・手術給付金は原則として対象外になります。
入院が必要になった場合
肉離れの程度が重く(筋肉の完全断裂など)、入院が必要になったケースでは入院給付金の対象になります。日帰り入院対応の保険であれば、日帰り入院でも給付されます。
手術をした場合
完全断裂で手術が必要になった場合は手術給付金の対象です。手術の内容によって給付金額は異なりますが、入院給付金日額の10倍〜40倍程度が支払われることが一般的です。
通院特約がついている場合
医療保険に通院特約が付いていれば、通院だけでも給付される可能性があります。ただし多くの商品では「入院に伴う前後の通院」が条件になっているため、入院なしの通院だけでは対象外になるケースが多いです。契約内容の確認が必要です。
傷害保険(ケガ保険)なら通院のみでもおりる可能性が高い
医療保険とは別に傷害保険(ケガ保険)に加入していれば、通院のみの肉離れでも給付金を受け取れる可能性があります。
傷害保険はケガによる通院・入院・手術を広くカバーしているため、入院を伴わない肉離れの通院でも通院給付金が出るのが一般的です。
💡 傷害保険の通院給付の目安
1日あたり1,500円〜3,000円程度が一般的です。接骨院・整骨院への通院も対象になるか、事前に確認しておくと安心です。
スポーツ中のケガは対象になる?
肉離れはスポーツ中に起こることが多いですが、スポーツ中のケガでも保険の対象になります。
医療保険は「どこでケガをしたか」ではなく「入院・手術をしたか」で判断するため、スポーツ中であっても入院・手術をすれば給付の対象です。
傷害保険も同様に、スポーツ中のケガをカバーしています。ただし、スポーツの種類によっては危険スポーツ(スカイダイビングなど)として除外されているものもあるので注意が必要です。日常的なランニングやテニス、サッカーなどは基本的に対象です。
肉離れの後に保険へ加入できるの?
完治していれば基本的に問題なし
肉離れが完治していて現在通院中でもなければ、医療保険への加入はほぼ問題ありません。完治した肉離れは、多くの保険会社で加入の障害になりません。
治療中・通院中の場合は告知が必要
まだ治療中の状態で申し込む場合は告知が必要です。症状や治療の状況によっては、加入を断られたり、該当部位の保障が除外される「部位不担保」になる可能性があります。治療が完了してから申し込むのが基本的に安心です。
まとめ
肉離れと保険の関係をまとめると以下の通りです。
| 状況 | 医療保険 | 傷害保険 |
|---|---|---|
| 通院のみ(特約なし) | ❌ 対象外 | ✅ 対象 |
| 通院のみ(通院特約あり) | △ 条件次第 | ✅ 対象 |
| 入院あり | ✅ 対象 | ✅ 対象 |
| 手術あり(完全断裂など) | ✅ 対象 | ✅ 対象 |
通院のみの肉離れをカバーしたいなら、傷害保険の活用が現実的な選択肢です。医療保険だけに頼っていると、通院段階では保険がおりないケースがほとんどのため、日常的にスポーツをする方は特に傷害保険の加入も検討してみてください。
今の保険が肉離れに対応しているか気になる方は、まず保険証券を確認するか、加入している保険会社に問い合わせてみましょう。
