「火災保険、なんでこんなに高いの?」と思ったことはないだろうか。実は同じ補償内容でも、保険会社によって年間2〜5万円の差が出るのが火災保険の世界だ。元保険販売員として断言する。見直しをしていない人は、確実に損をしている。
この記事では、火災保険を安くする8つの方法を戸建て・賃貸・マンション別に解説する。一括見積もりの活用から、意外と見落とされている補償の見直しまで、すぐに実践できる内容に絞って紹介する。
結論から言うと、最も効果が高いのは「複数社の一括見積もり」だ。 保険スクエアbang!の無料一括見積もりを使えば、5社以上のプランを一度に比較できる。手続きは5分もあれば完了する。
火災保険が高くなる3つの原因
なぜ火災保険は高くなるのか。主な原因は3つある。
| 原因 | 内容 | 節約できる金額 |
|---|---|---|
| 保険会社を比較していない | 同じ補償でも会社によって保険料が大きく異なる | 年間1〜5万円 |
| 不要な補償が入っている | マンションに水害補償など、リスクに合わない特約 | 年間3,000〜1万円 |
| 家財保険金額が高すぎる | 実態より高い家財評価で払い過ぎている | 年間1,000〜5,000円 |
2024年10月の改定で火災保険料は全国平均13%値上がりした。水害リスクが上昇している地域では、さらに割増になるケースもある。値上がりした今こそ、見直しのタイミングだ。
火災保険を安くする8つの方法【2026年版】
方法① 複数の保険会社で一括比較する
これが断然1番効果が高い。火災保険は自動車保険と違い、補償内容や保険料の差が会社によって非常に大きい。同じ戸建てでも、A社とB社で年間3万円近く違うことは珍しくない。
一から各社に問い合わせるのは時間の無駄だ。保険スクエアbang!なら、必要事項を1回入力するだけで複数社のプランを比較できる。無料で使えて、電話での押し売りもない。まず使ってみることを強くすすめる。
方法② 水害補償をハザードマップで判断する
「水害補償は外したら怖いのでは?」と思うかもしれない。だが、場所によっては外しても全く問題ない。
国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」で自宅の水害リスクを確認してほしい。リスクが低ければ水害補償を外せる。マンションの2階以上の場合、浸水リスクはほぼゼロなので外して問題ない。これだけで年間5,000〜2万円の節約になることもある。
ただし、2024年以降は水害リスクが高い地域での保険料が急上昇している。ハザードマップで「浸水想定区域」に入っている場合は、補償を外すより適切なカバーを確保する方向で考えてほしい。
方法③ 保険期間を長期にする
2022年10月から火災保険の最長期間が5年に変わった。以前は10年契約ができたが、現在は5年が上限だ。
| 契約期間 | 年換算コスト | メリット・デメリット |
|---|---|---|
| 1年更新 | 1.00×年間保険料 | 値上げ時に影響を受けやすい |
| 5年一括払い | 約4.30年分(割引あり) | 5年分の補償を4.30年分の費用で確保。値上げリスクを回避できる |
今後も保険料値上げが続く見通しがあるため、5年一括払いはかなり有利だ。まとまった資金が必要になるが、節約効果は大きい。
方法④ 家財の保険金額を実態に合わせる
住宅ローンのプランで設定された家財保険金額が、実態よりずっと高い場合がある。500万円以上に設定されているが、実際の家財は100〜200万円程度というケースも多い。
- 一人暮らし(20代):100〜200万円程度
- 一人暮らし(30代以降):200〜300万円程度
- 夫婦・家族(3〜4人):300〜500万円程度
住宅ローンのプランに含まれている場合は特に要確認だ。不動産会社やハウスメーカーが勧めるプランは、高めに設定されていることが多い。
方法⑤ 免責金額を設定する
免責金額とは、損害が発生したときに自己負担する金額のこと。たとえば免責5万円に設定すると「5万円以下の損害は自己負担、5万円を超えた分を保険でカバー」という仕組みだ。日常的な小さな損害には使わない代わりに、保険料を下げることができる。
方法⑥ 各種割引を活用する
| 割引の種類 | 内容 | 割引の目安 |
|---|---|---|
| 新築割引 | 新築から11年以内の建物 | 最大10% |
| 築浅割引 | 築10年以内の建物 | 1〜10%程度 |
| オール電化割引 | 全ての設備が電気のみの住宅 | 7〜17%程度 |
| ホームセキュリティ割引 | セコム・ALSOKなど常時監視システム導入 | 17〜37%程度 |
| 耐震割引 | 耐震等級・耐震ライスで基準を満たす場合 | 10%程度 |
| Web申込割引 | ネットで手続きを完結した場合 | 会社による |
複数の割引を組み合わせると大幅な節約になる。ホームセキュリティ割引は最大37%と破格だ。ただし、セキュリティ会社の月額費用との兼ね合いも考えること。
方法⑦ 不要な特約・補償を外す
「とりあえず全部入り」で契約している人は多い。だが、必要のない補償に毎年保険料を払い続けるのは損だ。
- 地震保険:別途必要。火災保険に自動付帯ではなく、オプション扱い。地震リスクが低い地域なら検討の余地あり
- 破損・汚損補償:子どもがいる家庭では有用だが、いない場合は外しても問題なし
- 借家人賠償特約:賃貸住まいの場合は必要。戸建てオーナーには不要
方法⑧ ダイレクト型(ネット専用)保険を検討する
代理店を通さないダイレクト型保険は、仲介コストがない分、保険料が安くなるケースがある。SBI損保・ソニー損保などが代表的だ。ただし、担当者がいない分、自分で調べて判断する必要がある。補償内容を十分に理解した上で検討してほしい。
住まいのタイプ別 節約ポイント
戸建てオーナーの節約ポイント
- ハザードマップで水害リスクを確認し、低リスク地域なら水害補償を外す
- 5年一括払いで値上がりリスクを回避する
- 新築・築浅の場合は割引の適用を忘れずに確認
- 建物の構造登録を確認(T構造かH構造かで保険料が大きく変わる)
マンション住まいの節約ポイント
- 水害補償はほぼ不要(高層階・低水害リスク地域ならまず外してよい)
- 水漏れ補償は管理組合の保険でカバーされる部分を確認
- 家財補償の金額は実態に合わせて設定する
賃貸住まいの節約ポイント
- 不動産会社に言われた保険に無条件で入らない(割高なことが多い)
- 必要なのは「家財補償」「借家人賠償」「個人賠償」の3つ
- 家財補償の金額は100〜200万円で十分なことが多い
- 年間5,000〜1万円程度を目安にプランを探す
賃貸の場合、入居時に勧められるプランは年間1.5〜2万円と高めのことが多い。自分で探せば半額以下になることもある。
保険スクエアbang!で一括比較する手順
複数社の比較が最も効果的なことは述べた。実際の手順を簡単に説明しておく。
- 保険スクエアbang!にアクセスし、住宅の情報を入力(5分程度)
- 複数の保険会社から見積もりが届く
- 補償内容と保険料を比較する
- 気に入ったプランに資料請求または申し込みをする
無料で使えて、個人情報の扱いも問題ない。現在の保険の解約が必要かどうかも含め、相談できる。
よくある質問
Q. 火災保険を途中解約しても大丈夫?
5年契約の途中解約でも、残存期間分の保険料は返金される(短期解約返戻金)。切り替えを検討しているなら、解約返戻金の計算を確認した上で動くといい。一般的に、1年以上残っている場合は切り替えにメリットが出ることが多い。
Q. 住宅ローンが残っていても保険を変えられる?
変えられる。ただし、金融機関が「質権設定」している場合は変更に同意が必要なことがある。確認してから動くこと。
Q. 共済と民間保険、どちらが安い?
掛け金だけ見ると共済が安いが、補償内容が薄いことも多い。自然災害への補償が手薄だったり、建物の再建に必要な金額をカバーしきれないケースもある。詳しくは別記事で解説している。
▼ 共済と火災保険の違いについて詳しく知りたい方はこちら
共済の火災保険のデメリット!入ると損する意外な落とし穴
まとめ:火災保険を安くする8つの方法
- 複数の保険会社で一括比較する(保険スクエアbang!が便利)
- 水害補償はハザードマップで判断する
- 保険期間は5年一括払いで値上がりリスクを回避する
- 家財の保険金額を実態に合わせて設定し直す
- 免責金額を設定して保険料を下げる
- 新築・オール電化・ホームセキュリティ割引を活用する
- 不要な特約・補償を外す
- ダイレクト型保険を選択肢に入れる
一度見直すだけで年間数千円〜数万円の節約になる。2024年の値上げを機に放置している人は、今すぐ動いてほしい。まずは無料の一括見積もりで現在の保険料が適正かどうか確認するだけでいい。
