この記事では 失敗しない母子家庭の保険の選び方 をお伝えします。
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
母子家庭の場合、どのような保険に加入したらよいのでしょうか?
実はその答え、意外に難しい ^ ^。
一般的な生命保険の考え方が通用しないというのが理由です。
すると
あの~、一般的な生命保険の考え方ってなんですか?
と、当然なります。
- 入院したら大変ですよね?
- 死亡したら大変ですよね?
- 癌になったら大変ですよね?
といったような ありきたりなリスクに備えるという単純な話 では無いからです。
母子家庭の道を選び頑張っている私の友人も、子供が 18歳以上 になりやっと一息つけるようになってきたので
そうです。母子家庭の保険の選び方というのは、子供が 18歳 というのがポイントです。
まずはこの事実を覚えておいて下さいね。
子供が 18歳になるまでの保険 の考え方と 18歳以上になってからの保険 の考え方が違うのです。
???
いったい何が違うの?
分からなくて当然です。ファイナンシャルプランナーでもしっかりと説明できない内容ですから。
そこで本日は 母子家庭の保険の選び方 を徹底解説しますが
無駄な保険は必要ない!という考えが柱になってますよ!
母子家庭のメリット
母子家庭のメリットは、お子様やご自身のケガや病気が原因で病院に通った場合
医療費がかからない 点です。
まずはこの素晴らしいメリットを頭に叩き込み、この記事を読み進めていきましょう!
母子家庭のデメリット
では母子家庭の デメリット を確認します。
何だかいっぱいありそう。
確かにメリットよりデメリットの方が多いですが、最大のデメリットは
ご自身が働けなくなったケースです。
入院や手術をした場合の医療費は、母子家庭なので必要ありませんが、働けず 収入が途絶えてしまう ともう大変!
正社員で働いていたなら有給を消化し傷病手当金を 1年半 受け取れるので、仮に働けなくなったとしても生活はできますが
母子家庭 最大のデメリット は、お母さんが働けなくなった場合に訪れる収入の激減です!
一方、保険販売員が母子家庭の保険を考える時、働けなくなった場合のリスクを最優先に考えるかというとありません。
失礼な言い方ですが、一般的な保険の考え方を中心に 成績重視な保障内容 になっているケースが多いですね。
生命保険でカバーできるリスクとは?
生命保険を使うことによって、大きく分けて次の 4つ のリスクに備えることができます。
- 万一 があった場合のリスク
- 入院や手術 をした場合のリスク
- お金が必要 になった場合のリスク
- 就労不能 になった場合のリスク
以上のリスクをカバーできるんですが、①と② のリスクを重点的にカバーする人が多いです。
そこで思い出して欲しいのが、この記事の冒頭でお伝えした 18歳 という数字です。
母子家庭の場合、子供が 18歳 になるまでは入院や手術をした場合の医療費は原則かかりません!
お金がかからないリスクに対して、保険料を払いリスクに備えるのは もったいない と思いませんか?
逆に、お子様が18歳になるまでに選ぶべき保険は、次の 2つ です。
- 万一があった場合をカバーする保険
- 就労不能時に助けてくれる保険
働けなくなった場合の保険を選ぶのは非常に難しいので、別記事で詳しく解説予定ですのでしばらくお待ちください。
18歳以降 は、医療費がかかってくるので ②が必要 になってきますよ。
私のまわりにいる母子家庭の友人たちは、子供が 18歳になる日 が近づいてきているので
では最後に 母子家庭で子供の保険は必要か?を考えていきましょう。
母子家庭で子ども保険は必要?
結論、子どもに保険は必要ありません!
子どもが入院や手術をした場合、お金を受け取れたら嬉しいですが、あくまでも + α です。
ただ、どうしても
子どもの保険は加入したい!
損得じゃないの!
という人は、県民共済やコープ共済で 月々1000円 の商品があるのでおすすめします。
子どもの保険に 県民共済がなぜ有利なのか は次の記事にまとめています。
結論
母子家庭の保険の選び方は、一般的な考え方とは違ってきます。
子供が18歳になっていないのか、18歳を超えているのかで保険の備え方が違ってくるのですが
子供が18歳までは入院や手術をした場合の医療費は原則かかりません。
つまり、高額な保険料を払ってまで備える必要がないリスクです。
どうしてもお子様の保険だけは加入したいのであれば、県民共済やコープ共済にある 月々1000円 の商品を選ぶだけでOKです。
ただ個人的には それも要らない と考えてます。
だって 医療費はかからない ですから
最後までお読み頂きありがとうございます。
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