「うつ病と診断された…医療保険ってちゃんとおりるの?」
うつ病は誰でもかかりうる病気で、治療が長期にわたることも多く、仕事を休むケースも少なくありません。入院しないと給付金はもらえないのか、休職中でも関係あるのか、気になっている方も多いはずです。
この記事ではうつ病と医療保険の関係をわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- うつ病で保険がおりる条件
- 通院のみ・入院ありで給付金はどう変わるの?
- うつ病があっても保険に加入できるの?
うつ病は医療保険の対象になるの?
うつ病で医療保険がおりるかどうかは、「入院があったかどうか」が大きなポイントです。
通院・投薬のみの場合
うつ病の多くは外来で抗うつ薬・カウンセリングで治療します。この場合は入院を伴わないため、医療保険の給付対象外になることがほとんどです。
ただし通院特約(精神疾患を対象とするもの)が付いている保険の場合は、通院給付金が出ることがあります。加入中の保険の内容を確認してみましょう。
入院が必要になった場合
症状が重く、自傷リスクや日常生活が困難な状態で入院(精神科病院・精神科病棟)が必要になった場合は、入院給付金の対象になります。
ただし注意点があります。精神疾患による入院を「免責(給付対象外)」としている保険もあります。古い医療保険(特に10〜15年以上前に加入したもの)に多いため、加入中の保険の約款を確認しておきましょう。
⚠️ 精神疾患の入院が対象外の保険に注意
医療保険の中には「精神疾患・神経症による入院は給付しない」という免責条件がついているものがあります。契約時期が古い保険ほどこの条件がついていることが多いです。必ず保険証券・約款で確認してください。近年の医療保険は精神疾患の入院も対象としているものが増えています。
休職中でも給付金はもらえるの?
休職中かどうかは医療保険の給付条件とは関係ありません。給付金がもらえるかどうかは「入院・手術があったかどうか」だけで判断されます。休職中であっても、入院していなければ医療保険の給付は原則ありません。
なお、会社員の方が休職した場合は「傷病手当金(健康保険)」を受け取れる可能性があります。傷病手当金はうつ病による休職でも対象になるため、医療保険とは別に確認してみましょう。
うつ病があっても保険に加入できるの?
うつ病の既往・治療歴がある場合、医療保険への加入は条件付きになるか、加入できないケースがあります。
治療中・通院中の場合
現在うつ病で治療中・通院中の場合は、ほとんどの保険会社で加入を断られます。症状が安定して治療が終了してから申し込むのが基本です。
完治・寛解後の場合
うつ病が完治・寛解して通院が終了している場合でも、終了からの期間が短いと加入を断られることがあります。一般的に通院終了から2〜5年程度経過していると加入できる可能性が高まります。保険会社によって基準が異なるため、複数社を比較するのがおすすめです。
まとめ
| 状況 | 医療保険 |
|---|---|
| 通院・投薬のみ(入院なし) | ❌ 原則対象外(通院特約があれば対象の場合も) |
| 精神科入院 | ✅ 入院給付金の対象(精神疾患免責の保険は除く) |
| 休職中(入院なし) | ❌ 医療保険の対象外 |
うつ病は入院が必要になった場合に医療保険がおりますが、精神疾患の入院を免責としている保険もあるため、加入中の保険の確認が不可欠です。まだ保険に加入していない方は、精神疾患の入院もカバーしている保険を選ぶことをおすすめします。
