本日は 慢性胃炎と保険加入 について解説します。
この記事を読むと、慢性胃炎で保険加入ができた場合の条件や告知をする際のポイント(落とし穴)がわかりますよ ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
胃炎に悩む人って多いですよね?ピロリ菌 も!
私もその内の1人なんですが、食べ過ぎや睡眠不足が重なると、胃がもたれたりチクチク痛むことが年々増えてきました。
そして、上記のような症状を病院で医師に伝えると、なぜか 胃炎 で片付けられることが多いです。しかも慢性という言葉付き(笑)
では、慢性胃炎と診断された状態で保険加入はできるのでしょうか?ピロリ菌は?
この記事の結論となるその答えは 保険加入はできる!です。
ただ、次の記事でも解説している通り、保険加入時に特別条件を付加されてしまうので
その条件でよければ加入できるよ!という結果になってきます。ちなみにピロリ菌は除去済みなら特別条件は付加されません!
なお、この記事では保険会社が特別条件を決める基準となる告知の内容について、どのような文言がポイント(落とし穴)かをまとめています。
あなたがもし保険加入時に『 慢性胃炎 』の告知をする可能性があるれば、本記事を参考に自分の症状を振り返ってみてください
きっと良い条件で引受てくれる保険会社が見つかりますよ ^ ^
慢性胃炎と保険加入のポイント
『 胃炎 』といっても様々な状態があります。
- 急性なのか
- 慢性なのか
- 治療中なのか
- 完治した後なのか
- 胃がムカムカするだけなのか
はたまた、ピロリ菌を除去したいだけ なのか?など、実はその内容によって保険加入できるかどうかの結果が違ってきます。
ですので、あなたの症状が現在どれに当てはまるのかを、もう一度思い出すことから始めてみてください!
治療中?完治?
ここ重要です!
胃炎の診察で病院に行く予定がないのは 完治 。もう一度病院に行く予定がある場合は 治療中 になります。
慢性胃炎?急性胃炎?
告知の内容が 慢性なのか急性なのか の違いで、保険会社の判断は大きく違ってきます。
慢性とは胃炎の症状を何回も繰り返す状態ですが、急性とは胃炎の症状が1回だけ現れ、すぐ完治しそれ以降症状が出ない状態を指します!
当然、慢性より急性だと告知している人の方が保険会社はよくみてくれますね。
本当に慢性胃炎なの?
次にポイントになってくるのが、あなたの症状が 本当に慢性胃炎なの かどうかということです。
よくある勘違いとして、以下のような症状でも慢性胃炎と自己判断しているケースも!
- 食べ過ぎ による胃もたれ
- 飲み過ぎ による胃もたれ
- 胃酸が多い 胃酸過多 の症状
これは非常にもったいない。特に胃酸過多と慢性胃炎は違いますからね。
当然、自身の症状を慢性胃炎と勘違いし告知してしまうのと、胃もたれや胃酸過多と告知するのでは保険会社の判断も変わってきます!
ですので、あなたの症状の正式な病名を一度聞いてから告知しましょうね。あとで変更はできませんから。
ピロリ菌と保険加入
ピロリ菌に対してのポイントは 2つ !
ピロリ菌のことを告知するときは、除去中なのか除去済みなのかの違いが大切 です。
除去済みなら条件は付加されず、除去中なら付加される可能性があります。
ですので、あなたがピロリ菌の除去中なら 終わってから申し込み をする方がいいかもしれませんね。
では次に、保険会社は慢性胃炎の告知に対してどのような特別条件を付加してくるかを確認しましょう!
胃炎で保険加入できた場合の特別条件とは?
慢性胃炎の告知した場合、緩和型保険じゃない限り何かしらの条件が付加されます!
条件が適用される期間は告知内容によって違ってきますし、保険会社が違えば判断基準もバラバラ
例えば、特別条件が適用される期間が 1年なのか5年 なのかというぐらい違ってきます。
さらに、特別条件の内容としては、胃や十二指腸に対する入院や手術をした場合、給付金がおりない条件となってくるでしょう。
詳しくは次の記事で解説していますが、特定の症状や部位に対して不担保期間が発生します。
しんりゅうさん!ありのままを告知をして条件が付加されるのが嫌だというケースはどうしたらいいのでしょうか?
はい!その答えは持病があっても入りやすい保険(緩和型保険)を選ぶしかありません!
慢性胃炎と保険の告知と緩和型保険について
持病があっても加入しやすい保険のことを緩和型保険といいます。
慢性胃炎であっても特別条件が付加されることなく保険加入できるかもしれませんが、支払う保険料が高くなり内容も劣るので
持病が慢性胃炎だけの人は、緩和型保険に加入することを私はお勧めしません!
一方、慢性胃炎以外の持病があったり、5年以内に胃や十二指腸の部位で大きな病気をするかもわからないと強く思う人はおすすめです。
ただ、告知の内容から緩和型保険にするべきか一般の保険にするべきかを自分1人で判断することは難しいので
まずは、複数の保険会社を取り扱う『 保険ショップ 』で相談してみると、お金もかからず手っ取り早いです。
さらに、告知すべき事項が慢性胃炎だけでも伝え方で保険会社の判断は 180° 違ってきますので、プロの意見を聞いて見るのも1つですよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
『 ほけんの読みもの 』に関する疑問点などがございましたら、いつでもお問い合せ下さい ^ ^ 。