本日は 糖尿病に備える保険は診断されても加入できるの?について解説します。
この記事を読むと、糖尿病でも保険はおりるのか?さらには加入できた場合の特別条件の内容もわかりますよ ^ ^
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
いきなりですが、この記事にアクセス頂いたということは、あなたはもしかして以下の 3つ のケースに当てはまっているのではないでしょうか?
- 糖尿病予備軍と医師に言われた!
- 糖尿病と診断された!
- 健康診断で血糖値が高いと指摘された!
上記のようなケースでは将来、糖尿病の治療が予想されるので一般の生命保険や県民共済などは、加入が厳しいイメージがありました。
ありました?過去の話 なんですか?
はい!実は、そうなんです。糖尿病だった私の父が8年前に保険加入した時よりも、保険会社の判断基準が格段に甘くなっているんです。
つまり、糖尿病でも『 保険加入はできる可能性が高くなっている!』というのが、本記事の結論なのです。
とはいえ、糖尿病の人が保険に入れるかどうかの判断基準は、保険会社によって違います。
そこでこの記事では、糖尿病の人がどのような状態なら保険加入できるのか?さらには、特別条件が付いた場合の内容も解説します。
なお、糖尿病と診断されていなくても健康診断の結果で 血糖値が高い場合も同じ 考え方ですよ。
糖尿病に備える保険は加入できる?
年齢を重ねれば重ねるほど、疾患する可能性が高くなってきて、疾患すると様々な合併症の心配も出てくる病気に『 糖尿病 』があります。
『 5人に1人 』は糖尿病と言われるほど多くの人が疾患していますし、予備軍も含めるとその数はもっとなのかもしれません!
一方、現代病の代表格的存在『 糖尿病 』に対しては、保険会社も対策を出してきているんです。
しんりゅうさん!対策ってどのような内容ですか?
はい!10年前と比べて、保険加入をし易いようにしています。
つまり、糖尿病と診断された!糖尿病予備軍と言われた!人が保険加入するときの判断基準を緩やかにしてくれたわけです。
なるほど!そうしないと保険加入できる人が年々減っていってしまいますからね。
ただ、それでも糖尿病の人は『 持病があっても入れる保険 』である緩和型保険を選ぶケースが多いんですよ。
なぜなんですか?
理由は簡単!一般の保険では加入できないか加入できても 特別条件が付いてくる からです。
次の 2記事 でも解説していますが、緩和型保険も内容がよくなってきているからです。
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しかし、この記事では緩和型保険に頼ることなく、一般の保険に加入しようとした場合のポイントと加入時の特別条件についてまとめます。
糖尿病と保険加入のポイント
それではまず糖尿病の人が保険加入する際、重要になってくるポイントを整理しますので、以下を確認してみて下さい!
- 空腹時血糖値の数値
- HbA1cの数値
- 入院の有無
- インスリンを投与しているか?
- 合併症の有無
- 体格(身長と体重のバランス)
- 高血圧かどうか
結構あるんですね。糖尿病とは関係が深い項目ばかりなので、確かに重要なのはわかります。
つまり、健康診断での数値や体格、過去の持病の内容によって総合的に判断されるというわけです。
糖尿病だけど保険会社がよい判断をしてくれるケース
色々と重要なポイントを並べましたが、数が多すぎて判断しずらいのではないでしょうか。
そこで、一般の生命保険に加入できる可能性が高い以下の 3つ のポイントだけをまずは考えましょう!
- インスリンの投与があるか?
- 長期の入院はないか?
- 合併症はないか?
上記の内容に当てはまらなければ、空腹時血糖値 と HbA1cの数値 次第では、一般の生命保険に加入できる可能性はUPします。
ただ、具体的な数値は保険会社によって判断基準は違ってきますので、A社ではダメでもB社では加入できた!ということもあるわけです。
さらには、保険に加入できても特別条件は付いてくる可能性が高いことは、頭に入れておきましょう!
なお、次の記事で特別条件については解説していますが、糖尿病のケースは 保険料のUP が適用される可能性が高いです。
ですので、あなたが糖尿病と診断されていたり健康診断で血糖値が高いと言われた場合は、次の順序でチェックしてみて下さい!
- インスリンの投与・入院・合併症がなければ、一般の保険を視野に入れる!
- 健康診断結果表の空腹時血糖値とHbA1cの数値を確認する
- 糖尿病以外の持病がないかを振り返る
- BMIの数値?(体格を平均と比較する)
まとめ
糖尿病の人が保険に加入できるのかというと『 昔に比べて加入しやすくなっている!』です。
但し保険会社によって判断基準は違うので、以下の流れで考えることがポイント!
- インスリンの投与・入院・合併症がなければ、一般の保険を視野に入れる!
- 健康診断結果表の空腹時血糖値とHbA1cの数値を確認する
- 糖尿病以外の持病がないかを振り返る
- BMIの数値?(体格を平均と比較する)
そして、一般の保険に加入できた場合は 保険料UP という条件が付いてくる可能性が高いです。
保険料があまりにも高額になるケースは、持病があっても加入できる 緩和型保険 と比べてみましょう。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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