「クローン病と診断されているが、医療保険に入れますか?」「若いうちから保険に入っておきたいんだけど…」
クローン病は指定難病であり、通常の医療保険への新規加入は難しい場合が多い。ただし寛解が長期間続いている場合は引受基準緩和型で入れるケースがある。早期に検討することが重要だ。
クローン病の状態別・保険審査の目安
| 状態 | 通常の医療保険 | 引受基準緩和型 |
|---|---|---|
| 長期寛解中(5年以上・内服薬のみ・入院なし) | 一部の会社で条件付き承認の可能性 | 入れる |
| 寛解中(メサラジン・アザチオプリン服用中) | 難しい | 入れることが多い |
| 生物学的製剤使用中(ヒュミラ・レミケードなど) | 難しい | 条件次第 |
| 再燃中・活動期 | 難しい | 難しい |
| 腸管切除手術後・人工肛門 | 難しい | 条件次第 |
潰瘍性大腸炎とクローン病の審査の違い
クローン病は小腸・大腸のどこにでも発症し、潰瘍性大腸炎より合併症(瘻孔・膿瘍・腸管狭窄)が多い難治性疾患だ。腸管切除に至るケースも多く、保険審査では潰瘍性大腸炎よりさらに厳しく見られる傾向がある。
ただし「難病だから完全に無理」ではなく、特に寛解が長期間続いている若年患者さんには引受基準緩和型を中心に選択肢がある。
告知で確認すること
- 診断された時期と病変部位(小腸型・大腸型・小腸大腸型)
- 現在使用中の薬(内服薬の種類・生物学的製剤)
- 直近2年以内に入院・手術を受けたかどうか
- 腸管切除・ストーマ(人工肛門)の有無
- 最後の再燃・活動期はいつか
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まとめ
- クローン病は指定難病のため通常保険は難しいが長期寛解中は一部で承認されることがある
- 引受基準緩和型は直近2年の入院・手術がなければ入れることが多い
- 生物学的製剤使用中・腸管切除後は選択肢が限られ、無選択型が検討対象になる場合も
- 潰瘍性大腸炎よりさらに審査が厳しい傾向があるため早めに検討する
- 若年発症が多いクローン病は、診断直後に保険の見直しをするのが最善の対策
