Q. 個人年金保険の保険料が払えなくなってきました。減額や一時停止はできますか?
A. いきなり解約する前に3つの選択肢を検討してください。払済保険・減額・自動振替貸付という方法で、解約せずに継続できるケースがあります。
保険料支払いが厳しくなったときの3つの選択肢
| 方法 | 内容 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 払済保険 | 以降の保険料払込を停止し、積立金を保険として継続 | 解約せず積立を維持できる | 将来の年金額が減少する |
| 減額 | 年金受取額を減らして月払保険料を下げる | 保険料負担を軽くできる | 将来の受取額が減る |
| 自動振替貸付 | 解約返戻金を担保に保険会社が保険料を立替払い | 短期間の支払困難を乗り越えられる | 利息がかかる・返済必要 |
払済保険:最もおすすめの方法
払済保険は保険料の支払いを全額停止し、それまでに積み立てた保険料を原資として、より小さな保険として継続する方法です。解約返戻金を受け取るよりも将来受取額が多くなる場合が多く、まず最初に検討すべき選択肢です。
増額はできる?
保険料の増額(年金額の増額)は、多くの場合新たに契約を追加する形になります。同じ保険会社で追加加入するか、別会社で新規加入するかを検討します。健康状態の告知が必要になるため、健康なうちに手続きを行うことが大切です。
解約は最後の手段
特に払込開始から10年以内の解約は、払込保険料の80〜90%しか戻らないケースが多いです。まず「払済保険への変更」を保険会社に相談し、それでも難しい場合のみ解約を検討してください。
👉 関連記事:個人年金保険の返戻率とは|iDeCoと個人年金保険の比較|途中解約のリスクと注意点
まとめ
- 保険料が払えなくなったら、まず払済保険・減額・自動振替貸付を検討する
- 払済保険は解約せず積立金を維持できる最もおすすめの方法
- 増額は新規追加契約の形になることが多い
- 解約は元本割れリスクがあるため最後の手段にする
