Q. 府民共済の総合保障2型は月2,000円でどこまでカバーできますか?本当にお得ですか?
A. 総合保障2型は月2,000円で入院・手術・死亡・事故の基本保障を一通り備えられる点はお得です。ただし死亡保障(500万円)と入院給付(5,000円/日)は現役世帯には不足するため、コスパが「本当に良い」かは生活状況によって異なります。
「月2,000円でこれだけ保障があればコスパ最強では?」——よく見かける意見ですが、保障の量と必要な保障額は別の話です。月2,000円で何が得られて、何が得られないのか。数字で正直に整理します。
総合保障2型で受けられる保障の全体像
大阪府民共済・総合保障2型(月掛金2,000円)の主な保障内容:
- 病気入院:5,000円/日(1入院180日・通算1,000日)
- 事故入院:6,500円/日
- 手術:入院日額×10〜40倍(所定の手術)
- 病気死亡:500万円
- 事故死亡:1,000万円
- 交通事故死亡:1,500万円
- 通院(入院後):2,000円/日
年間掛金24,000円(割戻金除く)でこれだけの保障が揃います。
割戻金を含めた実質コストの計算
府民共済の魅力の一つは剰余金の割戻しです。毎年4月頃に掛金の約20〜30%が割り戻されます。
年間掛金24,000円 × 割戻率25% = 約6,000円の割戻金
実質年間コスト:24,000円 – 6,000円 = 18,000円(月1,500円相当)
この実質コストで上記の保障が手に入ると考えると、確かに割安です。ただし割戻率は毎年変動し、保証された金額ではありません。
総合保障2型で不足する保障と民間保険との組み合わせ方
総合保障2型だけでは不足する主な保障は以下の3点です。
- 死亡保障の不足:500万円は住宅ローン・教育費・生活費をカバーできない
- 外来・通院の保障なし:外来化学療法・通院治療は入院後通院のみ対象
- 先進医療・がん診断一時金なし:高額なが治療費に対応できない
これらを民間保険で補完する場合のコストイメージ:
- 定期保険(死亡3,000万円):月2,000〜4,000円
- 民間医療保険(入院日額5,000円+通院):月2,000〜3,000円
- 民間がん保険(診断一時金100万円):月2,000〜3,000円
府民共済の実質1,500円/月と合わせて月7,500〜11,500円程度で充実した保障体制が整います。
府民共済・総合保障2型の保障内容と評価
| 保障項目 | 内容 | 評価 | 不足感 |
|---|---|---|---|
| 病気入院 | 5,000円/日(180日限度) | ★★★☆☆ | 個室希望なら不足 |
| 手術給付 | 5〜20万円 | ★★★☆☆ | 大手術はほぼカバー |
| 病気死亡 | 500万円 | ★★☆☆☆ | 住宅ローン世帯には大幅不足 |
| 外来通院 | 入院後通院のみ対象 | ★★☆☆☆ | 外来化学療法は非対応 |
| 先進医療 | 非対応 | ★☆☆☆☆ | 重粒子線など費用は全額自己負担 |
| 掛金コスパ | 月1,500円(割戻後) | ★★★★★ | 割安感は本物 |
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まとめ
- 総合保障2型は月2,000円(実質1,500円)で入院・手術・死亡の基本保障を備えられる
- 割戻金25%程度が毎年戻り実質的な掛金負担は安い
- 死亡保障500万円は住宅ローン・教育費がある世帯には大幅に不足
- 外来化学療法・先進医療・がん診断一時金は非対応のため民間保険で補完が必要
- 府民共済を基盤に定期保険・民間医療保険・がん保険を組み合わせると月1万円台で充実した保障が整う
