「家族が統合失調症と診断された…医療保険ってちゃんとおりるの?」
統合失調症は長期にわたる治療・入院が必要になることが多い病気です。入院が長引いた場合でも給付金はもらえるのか、保険に加入できるのか、気になっている方も多いはずです。
この記事では統合失調症と医療保険の関係をわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- 統合失調症で保険がおりる条件
- 長期入院でも給付金は受け取れるの?
- 統合失調症があっても保険に加入できるの?
統合失調症は医療保険の対象になるの?
統合失調症で入院した場合は、医療保険の入院給付金の対象になります。ただし注意点があります。うつ病・適応障害と同様に、精神疾患の入院を免責(給付対象外)としている保険では給付されません。
加入中の保険の約款を必ず確認してください。近年の医療保険は精神疾患の入院もカバーしているものが増えていますが、古い保険では免責条件がついていることがあります。
長期入院でも給付金は受け取れるの?
統合失調症は入院が数ヶ月〜数年にわたることがあります。医療保険の入院給付金には「1入院あたりの支払い限度日数」が設定されています。
| 支払限度日数の例 | 内容 |
|---|---|
| 60日型 | 1回の入院につき最大60日分 |
| 120日型 | 1回の入院につき最大120日分 |
| 180日型・365日型 | 長期入院に対応した商品 |
統合失調症のように長期入院が想定される場合は、支払限度日数が長い保険の方が手厚い保障を受けられます。日額5,000円・120日型であれば最大60万円の給付金になります。限度日数を超えた分は給付されないため、加入中の保険の上限日数を確認しておきましょう。
💡 退院後に再入院した場合は?
退院後180日以内に同じ疾病で再入院した場合は「継続した入院」とみなされ、前回の入院と合算して限度日数が計算される保険が多いです。長期の治療が見込まれる場合は、この点も確認しておきましょう。
通院治療の場合はどうなるの?
症状が安定して外来通院に切り替わった場合は、通院のみでは医療保険の給付対象外になることがほとんどです。ただし通院特約(精神疾患対応)が付いている保険では通院給付金が出ることがあります。
統合失調症があっても保険に加入できるの?
統合失調症の既往・治療歴がある場合、医療保険への加入は非常に難しいのが現状です。
治療中・通院中の場合
現在治療中・通院中の場合は、ほぼすべての保険会社で加入を断られます。
寛解後・通院終了後の場合
症状が安定して通院が終了している場合でも、多くの保険会社では加入を断るか、精神疾患に関する保障を全て除外する条件がつきます。通院終了から相当期間(5年以上)が経過していれば加入できるケースもありますが、保険会社によって判断が大きく異なります。
引受基準緩和型(告知項目が少ない)の保険であれば加入できる可能性があります。ただし保険料が割高になる点に注意が必要です。
まとめ
| 状況 | 医療保険 |
|---|---|
| 外来通院のみ | ❌ 原則対象外 |
| 精神科入院 | ✅ 入院給付金の対象(精神疾患免責の保険は除く) |
| 長期入院(限度日数内) | ✅ 限度日数まで入院給付金を受け取れる |
統合失調症で入院した場合は医療保険の給付対象になりますが、精神疾患免責の有無・支払限度日数の確認が特に重要です。長期入院が想定される場合は、限度日数の長い保険への加入を早めに検討しておくことをおすすめします。
