❓ 学資保険は今どきいらない?金利が上がってきたけど関係ある?
✅ 金利上昇で返戻率がやや改善傾向ですが、それでも積立NISAより実質リターンは低い商品が多いです。「強制貯蓄の仕組みが欲しい人」と「保障も同時に確保したい人」には依然として有効です。
「学資保険はオワコン」という声が多い中、2024年以降の日銀利上げで状況が少し変わってきました。金利上昇は学資保険の返戻率にプラスに働きます。ただし「少し改善した」程度であって、積立NISAに逆転したわけではありません。2026年時点での正直な評価をします。
なぜ学資保険はいらないと言われるのか
学資保険に否定的な意見は主に3つの根拠から来ています。
- 返戻率が低い:大手各社の返戻率は104〜118%程度。積立NISAの期待利回り(年4〜5%・18年複利)と比べると大幅に見劣りする
- インフレに弱い:受取額は契約時に固定されるため、物価上昇局面では実質的な価値が目減りする
- 途中解約で元本割れ:急な出費が必要になっても自由に引き出せず、解約すれば損をする
2026年・金利上昇で何が変わったか
日銀が2024年に利上げを開始し、2025〜2026年にかけて段階的に政策金利を引き上げています。これにより保険会社の運用環境が改善し、一部の学資保険で返戻率が0.5〜1%程度改善しています。
ただし現時点でも、積立NISAの期待リターン(年4〜5%・18年複利)との差は埋まっていません。金利上昇は「追い風」ですが、逆転の決め手にはなっていないのが現実です。
学資保険が必要な人・不要な人
学資保険が向いている人
- 貯蓄が苦手で強制的な仕組みが必要な人
- 契約者(親)に万が一があったとき保険料払込免除で教育費を確保したい人
- 投資リスクを一切取りたくない人
学資保険が不要な人
- 自分でNISA・iDeCoを管理できる人
- すでに十分な貯蓄・資産がある人
- 生命保険(死亡保障)で万が一の備えが別途ある人
学資保険 vs 積立NISA・貯金 2026年比較
| 比較項目 | 学資保険 | 積立NISA | 銀行貯金 |
|---|---|---|---|
| 期待リターン(18年) | 104〜118%(名目) | 約190〜220%(年4%想定) | 約100〜101% |
| 元本保証 | あり | なし | あり |
| 途中引出し | 原則不可(元本割れ) | いつでも可 | いつでも可 |
| 払込免除保障 | あり(親が死亡・高度障害時) | なし | なし |
| インフレ対応 | 弱い(固定額) | 強い(運用益あり) | 非常に弱い |
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まとめ
- 学資保険はいらないと言われる主な理由は低返戻率・インフレリスク・途中解約の元本割れ
- 2024年以降の日銀利上げで返戻率は微改善しているが積立NISAとの差は埋まっていない
- 強制貯蓄の仕組みが必要な人・払込免除で教育費を確保したい人には依然として有効
- 投資を自分で管理できる人・十分な貯蓄がある人には学資保険の優先度は低い
- 2026年時点では「学資保険と積立NISAの併用」が最もバランスのよい選択肢
