突然の激痛と発疹——帯状疱疹は50代以降に急増し、重症化すると数週間の入院になることもある怖い疾患です。府民共済に入っていれば入院給付金が出ますが、「思ったより少なかった」という声も多い。実際の金額と、足りない分への備え方を解説します。
帯状疱疹と府民共済の入院・手術給付金の計算
帯状疱疹で入院した場合、府民共済(総合保障2型)から受け取れる入院共済金は以下のとおりです。
入院共済金(病気):5,000円/日
入院日数の目安:7〜14日
給付金目安:5,000円 × 7〜14日 = 35,000〜70,000円
帯状疱疹では基本的に手術は行いませんが、後遺症として神経痛が残り神経ブロック注射を繰り返す場合があります。神経ブロックは医療処置(手術扱い外)のため手術給付金の対象外です。
帯状疱疹の入院費用と給付金の差額
帯状疱疹での入院費用の目安(3割負担):
抗ウイルス薬(点滴・内服)費用:約2〜4万円
入院費用(7〜14日):約5〜12万円
合計費用:約7〜16万円
高額療養費を適用しても食事代・差額ベッド代は自己負担です。
府民共済給付金(3.5〜7万円)との差額:約3〜9万円の自己負担が残ります。
さらに帯状疱疹後神経痛が残った場合は通院治療が長期化し、追加の医療費が発生します。
帯状疱疹後神経痛に備えた保障の重要性
帯状疱疹の最大のリスクは帯状疱疹後神経痛(PHN)です。治療後も3ヶ月以上続く激しい痛みで、50代以上の約2割に起こるとされています。
府民共済の通院給付金は総合保障2型では通院日額2,000円が支払われますが、入院後の通院に限定されることが多く、外来受診のみの場合は対象外になるケースがあります。
長期的な通院リスクに備えるには、通院給付金が充実した民間医療保険との組み合わせが有効です。特に帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の費用(約4〜5万円)は保険対象外のため、医療費全体の備えを見直しておきましょう。
帯状疱疹 入院費用と府民共済給付金の比較
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 入院費用(7〜14日・3割負担) | 7〜16万円 | 食事代・差額ベッド代別途 |
| 府民共済入院給付金(7日) | 3.5万円 | 5,000円×7日 |
| 府民共済入院給付金(14日) | 7万円 | 5,000円×14日 |
| 実質自己負担(差額) | 3〜9万円 | 高額療養費後の概算 |
| 帯状疱疹後神経痛(通院) | 月1〜3万円×数ヶ月 | 入院後通院のみ給付対象 |
| 帯状疱疹ワクチン(予防) | 約4〜5万円 | 保険・共済対象外 |
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まとめ
- 帯状疱疹の入院は府民共済の入院共済金(5,000円/日)の対象
- 給付金目安は7〜14日入院で3.5〜7万円・実費との差額3〜9万円が自己負担
- 帯状疱疹後神経痛による長期通院リスクへの備えも重要
- 府民共済の通院給付金は入院後通院に限定されることが多く外来のみは対象外になるケースがある
- 通院給付金が充実した民間医療保険との組み合わせで長期的な医療費リスクをカバーできる
