生命保険を解約するタイミングは、保険契約の状況や個人の状況によって異なります。以下は、一般的な解約タイミングの考え方です。
1.プランの見直し時期
保険プランは、契約時に決定された保険金額や保険料が一定期間で決定されるものが多くあります。そのため、プランの見直しのタイミングで、保険契約の解約を検討することがあります。保険料や保険金額を見直して、他のプランに乗り換えることで、保険契約を継続するかどうかを再考することができます。
2.支払い困難になった時
生命保険の保険料は、契約期間中に一定期間ごとに支払う必要があります。経済的な状況によっては、保険料を支払うことが難しくなることがあります。このような場合には、保険契約を解約することが検討されます。ただし、保険契約を解約することで、保険料の返金がされるわけではないことに注意が必要です。
3.保険の必要性がなくなった時
生命保険は、生活保障をするために契約されるものであり、保険の必要性がなくなった場合には、保険契約を解約することができます。例えば、子供が独立し、自己資産が増えた場合などです。
一般的には、保険契約を解約する場合には、保険金額や保険料の見直しを検討することが大切です。また、保険契約を解約することで生じるリスクやデメリットを理解してから、決定するようにしましょう。
そこでこの記事では、保険会社のコールセンターが絶対に伝えない 保険で損をしないための解約方法 をお伝えします。
こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
保険の解約って面倒くさい手続きが控えているイメージがありますよね?
保険に限らずとも、どの業種どんな商品でも解約手続きは面倒くさいですし、正直 ストレスを感じる作業 です。
ただ、どんなに面倒くさいと感じても 保険を解約するとき には、
何より 銀行に行くこと です。
コールセンターに解約の連絡を入れるよりも先に銀行に行って下さい!つまり、保険で損をしないための解約方法とは
そこで本日は、コールセンターへ保険の解約手続きを依頼する前に、なぜ銀行に行かなければいけないのか について解説します。
保険を解約するタイミングはいつ?
- 電話がなかなか繋がらなかったり
- 本人じゃないと手続きはダメだと言われたり
- 担当者に強引に手続きを振られたり
理由は様々ですが、保険の解約手続きは 面倒くさい ものです。
加入する前は頻繁に連絡を寄こすのに、解約する時はたらい回しなのか!
と言われるも当然です。しかし、保険を解約する際は
1日でも早く 解約しないともったいない!
と思ってしまいますが、解約の手続きをする前にやっておかなければいけないことがあるんです。
それは 金融機関に行くこと です。
銀行へ行く本当の狙いとは?
では質問です!あなたが毎月支払っている生命保険の保険料は、
- 口座から引き落としでしょうか?
- それともクレジットカードでの支払いでしょうか?
- 給与からの天引きという人もいるのではないでしょうか?
本記事では 口座引き落としを選択している人にとって大切な内容 となっておりますので、クレジットカード払いや給与天引きの人は、別記事を参考にしてください。
またまた質問です!
保険を解約するなら、まずは銀行に行こうと言いましたが、銀行でいったい何をすると思います?
- 次の保険の相談?
- 戻ってくるお金の準備?
- 第3者の意見を聞く?
どれも間違いではないのですが、本当の狙いは 月々の保険料の引き落としをストップすること にあります。
保険料の引き落としをストップする理由
あなたが毎月支払う保険料の引き落としは 25日~27日 に行われるのではないでしょうか?
そして保険会社は、各銀行へ引き落としリストを毎月13日あたりにデータとして送ります。
つまり 25日~27日に引き落としたい顧客データを13日には送っている のです。引き落とし準備は完了しているわけです。
だからこそ、保険を解約する予定なのであれば 口座から保険料を落とさないこと をまずは考えて欲しいのです。
もう一度、繰り返します!
保険の解約用紙をコールセンターに連絡し、取り寄せる前に金融機関に行って、毎月の引き落としをストップさせるのです。
ストップすべきだとは理解できたけど、どうやって止めるの?
お答えします!
と伝えるだけで可能ですよ。そして保険料は、毎月払いの人もいれば、毎年払いの人もいます。
当然年払いの人が払う金額は大きいので、忘れずに金融機関に行きストップをかけて下さい。
では最後に、引き落としストップの依頼をお願いすると多くの人から同じ質問をもらいますので、共有しようと思います。
保険料の引き落としをストップしたらどうなるの?
保険料をストップしたら保障はどうなるの?
疑問に感じるのも無理はないです。上記の質問をよく受けるのですが、せっかくなので覚えておいて欲しいことをお伝えしますね。
それは、25日~27日にかけて毎月引き落とされる保険料は、当月分の保険料になることです。
つまり、保険料は先払いでも後払いでもなく、あくまでも当月払い なんです。そう考えると、
- 携帯料金
- 水道代
- 電気代
などは、1回引き落としがされなかったとしても猶予期間があります。
実は保険もこの 猶予期間がある んです。
引き落としのストップをかけた 翌月の末日まで は、保険料を払わなくても保障はしてもらえます。
では、例を出してまとめます!
- 2019年5月27日に5月分の保険料が引き落とされる。
- 5月20日に金融機関に行き5月分の引き落としのストップを依頼する。
- 結果、引き落としはされない。
- しかし、保険の効力は2019年6月30日まで続く。
- 最後に、6月末までに保険の解約をすればOK
という流れです。本記事も最後までお読み下さりありがとうございます。
損をしない保険の解約方法がある一方、保険の得する加入の仕方もあるので、あわせて読んでみて下さい!