「前十字靭帯を断裂して再建手術を受けた。医療保険には入れますか?」
靭帯損傷でも医療保険に入れる可能性はある。治療が完了して膝の状態が安定していれば、条件付きで通常の医療保険に申し込めるケースがある。靭帯の種類・手術の有無・経過期間が審査のカギになる。
靭帯損傷の種類・状態別審査の目安
| 種類・状態 | 通常の医療保険 | 引受基準緩和型 |
|---|---|---|
| MCL(内側側副靭帯)損傷 保存療法で完治・3年以上経過 |
入れる可能性が高い | 入れる |
| ACL(前十字靭帯)再建術後 2〜3年以上・競技復帰済み・症状なし |
条件付きで入れる場合あり | 入れる |
| ACL再建術後2年未満 リハビリ継続中 |
難しい | 入れることが多い |
| 複合靭帯損傷 ACL+MCL・半月板も損傷 |
難しい | 条件次第 |
告知で確認すること
- 損傷した靭帯の種類と損傷度(部分断裂・完全断裂)
- 治療方法(保存療法か手術か)と手術の時期
- 半月板・軟骨へのダメージが同時にあったかどうか
- 現在も通院・リハビリを続けているか
- 膝の不安定感・痛み・腫れが残っているか
- スポーツへの復帰状況
MCLとACLで審査の扱いが違う理由
内側側副靭帯(MCL)は保存療法(固定・安静・リハビリ)で治癒することが多く、手術不要のケースが多い。完治後は審査への影響が比較的小さい。
前十字靭帯(ACL)は完全断裂の場合、再建手術が必要になることが多く、術後のリハビリも長期にわたる。再建した靭帯は本来の靭帯とは異なる特性があり、再断裂リスクも残るため審査がやや厳しい。
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まとめ
- MCL損傷で保存療法・完治・3年以上経過なら通常保険に入れる可能性が高い
- ACL再建術後2〜3年以上・症状なしなら条件付きで通常保険に申し込めるケースがある
- 条件付きでは「膝関節除外」になるが他の疾病は通常補償される
- 複合靭帯損傷(ACL+MCL+半月板)は審査が難しくなる。引受基準緩和型を検討する
- 術後のリハビリ完了と競技・日常生活への復帰状況が審査の重要ポイントになる
