❓ 個人年金保険の返戻率って何?100%を下回ったらどういう意味?
✅ 返戻率とは「払った保険料に対して受け取れる総額の割合」です。100%以下は元本割れ、つまり払い損になります。
「老後のために個人年金保険に入ろうと思ったら、返戻率が98%だった」——これは払い損です。月1万円を30年積み立てて360万円払い込んでも、受け取り総額が353万円では損です。返戻率の見方を知らずに契約するのは危険です。
返戻率の計算方法
返戻率は以下の式で計算します。
返戻率 = 受取総額 ÷ 払込総額 × 100
例:月1万円 × 12ヶ月 × 30年 = 払込総額360万円
受取年金額140万円 × 10年 = 受取総額1,400万円 → 返戻率は…ではなく、
受取総額140万円の場合 → 返戻率 = 140 ÷ 360 × 100 = 38.9%(元本割れ)
受取総額と払込総額を正確に比較することが大切です。
元本割れになる原因
個人年金保険が元本割れになる主な原因は2つです。
- 低金利環境:予定利率が低いため積立が増えにくい
- 早期解約:契約途中で解約すると解約返戻金が払込総額を下回る
特に低金利時代に設計された商品は返戻率100%を割ることがあります。契約前に「払込総額と受取総額の両方」を必ず確認してください。
返戻率100%以上の商品を選ぶ基準
返戻率をチェックする際のポイントです。
- 返戻率は受取総額 ÷ 払込総額で自分で計算する
- 払込期間・受取期間・受取開始年齢を揃えて比較する
- 外貨建て・変額は為替・運用リスクがあるため別途考慮が必要
- 一括見積もりで複数社を同条件で比較する
返戻率別のシミュレーション(払込総額360万円の場合)
| 返戻率 | 受取総額 | 差額(損益) | 判定 |
|---|---|---|---|
| 95% | 342万円 | -18万円 | 元本割れ NG |
| 100% | 360万円 | ±0円 | トントン 要検討 |
| 105% | 378万円 | +18万円 | 微益 可 |
| 110% | 396万円 | +36万円 | 良好 ○ |
| 115%以上 | 414万円以上 | +54万円以上 | 優良 ◎ |
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まとめ
- 返戻率=受取総額÷払込総額×100で計算し、100%以下は元本割れ
- 低金利環境下では返戻率100%を下回る商品も存在するため必ず確認
- 早期解約は解約返戻金が払込総額を大幅に下回るため基本的に禁物
- 返戻率は払込期間・受取期間を揃えた同条件で比較する
- 複数社を一括比較して返戻率の高い商品を選ぶことが老後資金を増やす近道
