「痔ろうと診断されて手術が必要と言われた…保険ってちゃんとおりるの?
痔ろうは自然に治ることがなく、手術が必要になる病気です。恥ずかしさから受診が遅れがちですが、手術をすればしっかり医療保険の給付対象になります。
この記事では痔ろうと医療保険の関係を、手術方法ごとにわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- 痔ろうで保険がおりる条件
- 手術方法によって給付金は変わるの?
- 痔ろうの既往があっても保険に加入できるの?
痔ろうは医療保険の対象になるの?
痔ろうの手術は医療保険の手術給付金の対象になります。痔ろうは薬や生活習慣の改善では治らず、手術が唯一の根治療法です。手術を受けた場合は手術給付金・入院給付金の両方を受け取れます。
痔ろうの手術方法と給付金の関係
痔ろうの手術にはいくつかの方法があり、手術方法によって給付金の倍率が異なる場合があります。
| 手術の種類 | 内容 | 給付金倍率の目安 |
|---|---|---|
| 切開開放術(lay-open法) | 瘻管を切り開く最もシンプルな手術 | 10〜20倍程度 |
| 括約筋温存術(LIFT法など) | 括約筋を傷つけずに瘻管を処理する | 10〜20倍程度 |
| シートン法 | ゴム輪で瘻管を徐々に切断する方法 | 10倍程度(処置扱いの場合あり) |
シートン法は手術ではなく処置として扱われる保険会社もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
💡 痔ろうと痔(いぼ痔・切れ痔)は別物
痔には「いぼ痔(痔核)」「切れ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類があります。いぼ痔・切れ痔も手術をすれば給付金の対象になりますが、痔ろうは特に「手術が必須」な点が特徴です。混同しないよう注意しましょう。
給付金の目安はいくら?
| 状況 | 目安(日額5,000円の場合) |
|---|---|
| 日帰り手術 | 手術給付金5万円程度 |
| 手術+入院5日 | 手術給付金5〜10万円+入院2.5万円 |
| 手術+入院7日 | 手術給付金5〜10万円+入院3.5万円 |
痔ろうの入院期間は手術方法や病院によって異なりますが、3〜7日程度が一般的です。日帰りで行われるケースもあります。
痔ろうの後に保険へ加入できるの?
手術完了・完治後は基本的に問題なし
痔ろうの手術が完了して完治していれば、医療保険への加入はほぼ問題ありません。再発の可能性が低い状態であれば通常条件で加入できるケースが多いです。
治療中・再発を繰り返している場合は告知が必要
現在治療中や再発を繰り返している場合は告知が必要です。状況によっては「肛門に関する保障の除外(部位不担保)」になることがあります。治療が完了してから申し込むのが基本です。
まとめ
| 状況 | 医療保険 |
|---|---|
| 手術あり(切開開放術・LIFT法など) | ✅ 手術給付金の対象 |
| シートン法 | △ 保険会社に要確認 |
| 手術+入院あり | ✅ 手術給付金+入院給付金の対象 |
痔ろうは手術が必要な病気であり、手術を受ければ医療保険からしっかり給付金を受け取れます。恥ずかしさから請求をためらう方もいますが、手続きは書類のやり取りだけで済みますので、術後に忘れず請求しましょう。
