❓ 返戻率が高い学資保険を選んだのに後悔している人がいるって本当?なぜ?
✅ 高返戻率の商品は払込免除が付いていない・払込期間が短く月々の負担が大きい・保険会社の財務基盤が弱いというリスクを持つことがあります。
「返戻率○○%!業界最高水準」という宣伝に惹かれて契約したものの、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔する人がいます。返戻率の高さは確かに重要ですが、それだけを見て決めると見落とすリスクがあります。
落とし穴①払込免除がついていない商品がある
返戻率を最大化するために保障を最小限にした商品では、払込免除特約が付いていない、またはオプション扱いになっているケースがあります。
払込免除とは、契約者(親)が死亡・高度障害になったときに以後の保険料が免除され、予定通り教育費を受け取れる機能です。これがなければ、親に万が一があったとき積立がストップして教育費が不足します。
返戻率の高さと払込免除の有無を同時に確認してください。
落とし穴②払込期間が短くて家計を圧迫する
高返戻率を実現するために払込期間が5〜10年に設定されている商品では、月々の保険料が18年払いの約1.5〜2倍になります。
月々2万円の学資保険保険料が家計を圧迫し、途中で支払いが困難になって解約せざるを得なくなるケースがあります。
返戻率より「続けられる保険料」を優先することが、結果的に損をしない選択につながります。
落とし穴③保険会社の財務健全性を確認していない
学資保険は子どもが大学に入るまでの18年間、保険会社との長期契約です。契約期間中に保険会社が経営破綻するリスクも考慮が必要です。
確認すべき指標はソルベンシー・マージン比率(200%以上が健全の目安)です。小規模な保険会社の高返戻率商品を選ぶ場合は財務健全性を必ず確認しましょう。
なお、破綻した場合でも生命保険契約者保護機構によって責任準備金の90%は保護されます。
高返戻率商品を選ぶ際のチェックリスト
| 確認項目 | OK | 要注意 |
|---|---|---|
| 払込免除特約 | 付帯されている | オプション・なし |
| 月々の保険料 | 家計に無理がない額 | 収入の5%超 |
| 財務健全性 | ソルベンシー200%以上 | 200%未満・非公開 |
| 払込期間 | 無理なく続けられる期間 | 5年払いなど極端に短い |
| 受取タイミング | 入学・進学に合っている | 使いたい時期と合わない |
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まとめ
- 返戻率の高さだけで選ぶと払込免除なし・月々の保険料過大・財務リスクの落とし穴にはまる可能性がある
- 払込免除特約の有無は必ず確認し親に万が一があった場合の教育費確保ができるか確かめる
- 高返戻率を実現する払込期間の短縮が家計を圧迫して途中解約を招くリスクがある
- 18年間続けられる保険料かどうかを最優先に判断し返戻率は二次的な基準とする
- 保険会社のソルベンシー・マージン比率(200%以上)を確認して長期契約先の財務健全性を確かめる
