Q. 円建てと外貨建ての個人年金保険、どちらを選べばいいですか?
A. 安全性を優先するなら円建て・高い返戻率を目指すなら外貨建てです。ただし外貨建ては為替リスクがあり、円高になると受取額が目減りします。老後の生活費は円で使うため、リスク許容度に応じた選択が必要です。
円建てvs外貨建て:基本比較
| 比較項目 | 円建て | 外貨建て(米ドル建て) |
|---|---|---|
| 予定利率 | 0.5〜1.0%程度 | 3〜4%程度(米ドル) |
| 為替リスク | なし | あり(円高で目減り) |
| 受取額の確実性 | 高い(固定) | 低い(為替次第) |
| 期待返戻率 | 105〜115% | 130〜160%(為替次第) |
| 手数料 | なし | 為替手数料あり |
円建て個人年金保険の強み
最大の強みは「受取額が確定している」点です。30年後にいくら受け取れるかが契約時点で明確になっており、老後の生活設計が立てやすいです。為替の動向を気にする必要がないため、精神的な安心感もあります。
外貨建てが有利になるケース
米国は日本より金利が高く、米ドル建ての予定利率は3〜4%と円建えの3〜4倍程度です。30年後に円安が続いていれば、円建てよりも大きな受取額になる可能性があります。ただし「可能性」であり、確実ではありません。
老後資金には「円建て」を軸にすべき理由
老後の生活費は日本円で支出します。受け取った外貨を円に換金する際に円高になっていると損失が発生します。老後の生活費の「最低ライン」は円建てで確保し、外貨建ては余裕資金の一部で活用するという考え方が安全です。
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まとめ
- 円建ては受取額確定・安全性重視の人向け
- 外貨建ては高い予定利率が魅力だが為替リスクがある
- 老後の生活費確保には円建てを軸にするのが基本
- 外貨建ては資産分散の一環として余裕資金で活用するのが現実的
