「糖尿病網膜症と言われた…レーザー治療や手術で保険ってちゃんとおりるの?」
糖尿病の合併症の中でも特に深刻な網膜症は、放置すると失明につながることもある病気です。レーザー治療や手術で保険がおりるのか、糖尿病があっても保険に加入できるのか、気になっている方も多いはずです。
この記事では糖尿病網膜症と医療保険の関係をわかりやすく解説します。
📌 この記事でわかること
- 糖尿病網膜症で保険がおりる条件
- レーザー治療・硝子体手術で給付金は変わるの?
- 糖尿病があっても保険に加入できるの?
糖尿病網膜症は医療保険の対象になるの?
糖尿病網膜症の治療で医療保険がおりるかどうかは、「手術・入院があったかどうか」がポイントです。
経過観察・血糖コントロールのみの場合
初期の網膜症は血糖値のコントロールと定期的な眼底検査で経過を見ることが多いです。この場合は入院・手術を伴わないため医療保険の給付対象外です。
レーザー光凝固術の場合
網膜症が進行して新生血管が出てきた段階で行われるレーザー光凝固術は、手術給付金の対象になります。外来(日帰り)で行われることが多いですが、手術給付金は受け取れます。複数回に分けて行われることもありますが、給付金は手術のたびに請求できます。
抗VEGF薬(硝子体注射)の場合
新生血管の増殖を抑える目的で行われる抗VEGF薬の硝子体内注射は、保険会社によって「手術」として認定されるかどうかが分かれます。給付対象とする保険会社もあれば、対象外とする保険会社もあるため、事前に確認が必要です。
硝子体手術の場合
網膜症が進行して硝子体出血・網膜剥離が起きた場合は硝子体手術が必要になります。この手術は手術給付金の対象になります。入院を伴う場合は入院給付金も受け取れます。
💡 レーザーを両目に行った場合は?
レーザー光凝固術を左右両目に行った場合、多くの保険では手術給付金は1回分になります。ただし別の日に行った場合は別々に給付される場合もあります。保険会社に確認してみましょう。
給付金の目安はいくら?
| 治療内容 | 目安(日額5,000円の場合) |
|---|---|
| レーザー光凝固術(外来) | 手術給付金5万円程度 |
| 硝子体注射 | △ 保険会社に要確認 |
| 硝子体手術+入院(5〜7日) | 手術給付金10〜20万円+入院2.5〜3.5万円 |
糖尿病があっても保険に加入できるの?
糖尿病・糖尿病網膜症の既往がある場合、医療保険への加入は条件付きになることが多いです。
血糖値が安定している場合
HbA1cが一定以下でコントロールできている場合、条件付き(一部保障の除外など)で加入できる保険会社があります。
合併症(網膜症・腎症・神経障害)がある場合
糖尿病の合併症がある場合は加入をより厳しく審査されます。通常の保険では加入を断られるケースもあり、引受基準緩和型の保険を検討することになります。
治療中・通院中の場合
現在糖尿病・網膜症の治療中の場合は、通常の保険への加入は難しいことがほとんどです。引受基準緩和型や無選択型の保険を検討しましょう。
まとめ
| 治療内容 | 医療保険 |
|---|---|
| 経過観察・血糖コントロールのみ | ❌ 給付対象外 |
| レーザー光凝固術(外来) | ✅ 手術給付金の対象 |
| 硝子体注射 | △ 保険会社に要確認 |
| 硝子体手術+入院 | ✅ 手術給付金+入院給付金の対象 |
糖尿病網膜症はレーザー治療・硝子体手術が必要になればしっかり給付金を受け取れます。特にレーザー光凝固術は外来でも給付対象になるため、「外来だから請求できない」と思い込まないことが大切です。治療前に必ず保険会社へ確認しておきましょう。
