この記事では 保険はいつ加入するのが得なの?に対する答えを解説します。

こんにちは、ファイナンシャルプランナー歴 20年、しんりゅう(⇒プロフィール)です。
保険っていつ加入するのがいいんでしょうね?入るタイミングで悩んでしまいます。そして結局後回し….。
でも、保険に加入するベストタイミングは存在するんです!本日は、そんなお話です ^ ^。
携帯電話であれば 契約した月の料金は日割計算 になりますが、生命保険はどうなるのでしょう?
実は、日割計算にはなりません。
そう聞くと、携帯より生命保険の方が 悪徳 だ!と思ってしまいますが、実は良心的なんです。
どういうことかというと、生命保険では申込月の保険料は『 0 』円なんです。つまり、実質無料で保険に加入できて保障もしてくれます。
そこで本日は 生命保険はいつ加入するのが得なの?に対する答えを、生命保険の仕組みを解説しながらお伝えします。
尚、加入するタイミングとは正反対な 解約するタイミング も重要となってきますので、必ず注意点を覚えておいて下さい!

保険はいつ加入するのがいいの?

携帯業界より保険業界の方がなぜ良心的なのか?
その答えは 生命保険の仕組み にあります。
生命保険は保険会社が申込内容に対してOKを出し、初めて保障がスタートされます。一方、携帯電話は当日スタートです。
引き受けの結果がでるまで時間がかかるので、生命保険は 日割計算が難しい のです。
では一体、生命保険はいつ加入するのが良いのでしょうか?
- 月初?
- 月末?
- 誕生日前?
- 誕生日後?
など様々な候補はありますが、最もお得な方法はたった 1つ です。

生命保険はいつ加入するのが一番得なの?
結論から言うと 月初 です。月初の中でも 毎月1日が1番得 です。なぜなら
からです。そして、契約日の属する月の 27日 が 最初の引き落とし日 に設定する保険会社は多いです。

属する月って何?
例を出してお伝えします!
- 2019年6月1日に申し込み手続きをすると2019年7月1日 が契約日
- 2019年7月1日の属する月の27日というのは2019年7月27日
- 1回目の保険料の引き落としは7月27日
になるわけです。つまり、申し込んだ月の保険料は要らない んです。

保険料を払っていないんだったら保障は契約日からなの?
と考えてしまいますが、保障の開始は申込をした日 からスタートしてます。そして、先程の例で整理すると以下になります!
- 契約日は2019年7月1日
- 保険料が必要になってくるのも2019年7月分から
- 保障の開始は2019年6月1日からスタート
生命保険料は後払い先払い
あなたが月々支払う生命保険料は後払いでも先払いでもなく 当月払い になります。
損をしない保険の解約の仕方 でお伝えした通り、保険を解約しようと決めた場合は、真っ先に銀行口座からの引き落としをストップして下さい。
例えば、5月分の保険料が引き落とされる 5/27の引き落としをストップ させても、翌月末の 6/30 までは今の保障が残ります。
この事実は保険会社から絶対に言いません!
保険会社が言わないということは 契約者は利用すべき仕組み なのです。
保険をお得に加入する方法が使えない3つの例外とは
次に、全ての人がこの 月初に加入するとお得になる方法 が使えるかというとそうではないんです。例外が 3パターン あります。
- 誕生日月に申し込みをする人
- 月払いではなく年払いの人
- 共済を加入する人
使えないパターンにあてはまるケースは、意外と多い ので順番に確認していきましょう。
誕生日月に申込みをする場合
誕生日月に生命保険を申し込むときは、お得な方法を使うことができます。
しかし、使ってしまうと年齢が 1歳 上がってしまって 保険料がUP します。
例えば、誕生日が6/20だとしたら6/2に申し込むと、7/1が契約日になってしまい誕生日が過ぎてしまう感じです。ちなみに保険料は7月分からです。
だから、誕生日月に生命保険を申し込む場合は 申し込み月の保険料を払う ことによって現在の年齢で加入できるようになります。先程の例だと、
- 誕生日が6/20の人が6/2に申込み
- 6月分の保険料を6/10に振り込めば
- 契約日は6/10となり誕生日に間に合う
保険用語では 始期指定 と呼ばれています。
生命保険をお得(加入月の保険料を払わず保障は受けられる)に加入する方法は、誕生日月には使えませんので、
年齢が上がる前に行動をおこしましょうね。
月払いではなく年払い希望の場合
次に 年払い のケースです。
年払とは保険料を月々払うのではなく、年に一度まとめて払う方法です。もちろんメリットがあります。
保険料を月々払うより トータル安く なります。年間で 3%程 でしょうか?安くなります。
10万円の保険料であれば3000円程安くなる感じです。

なんだ、3000円 か~!
と思ったあなた 要注意 ですよ!今どき銀行に10万円お金を預けても3000円の利子はくれませんからね。
一方、年払の場合は保険をお得に加入する方法は使えません。ややこしくなりますが 使えない理由 は知っておいて下さい。

じゃぁ 月払い の方がいいんじゃないの?
となりますがそうではありません。
月払いより年払いの方がメリットが大きいので、得する加入の方法ができなかったとしても年払いで契約手続きをする方がいいのです。
共済に加入する場合
では最後の 3つ目 に話を移します。
保険会社によってルールは違いますが、申込み月の保険料は要らない というルールを採用している保険会社がほとんです。
ただ、違う保険会社もあるんです。それが 共済 になります。
あなたが加入する予定の会社が共済ならば、申込手続きをする前には必ず担当者に契約日ルールを聞いてみて下さい。
尚、生命保険の営業の人たちは、どうしても締め日というのがあるので 月末に契約を頂きたい と強く願います。
しかし、情に流されることなく本記事でお伝えした得するルールを頭の中に入れて 月初に手続き をして下さいね。
結論

生命保険はいつ加入するのがいいの?
に対する答えは 月初 です。
ただし例外が 3つ あります!
- 誕生日月に申し込む
- 年払いで契約する
- 共済に申し込む
場合です。例外を除けばやはり月初、特に1日に申込手続きをするのがベストですね。
尚、保険の申込手続きと同じように 入院したらいくらかかるの?に対する答えも、月初が深くかかわってきますので、本記事とあわせて覚えておいてください。

最後までお読み頂きありがとうございます。
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